唐辛子の一連飾りを作ろう
- 2013/4/5
- 市原版
唐辛子の一連飾りを作ろう
3月14日(木)、菊間保健福祉センターで『唐辛子の一連飾り』講座が催された。募集人数を大きく上回る18名の応募だったが、期待に応えて全員当選となる人気ぶり。唐辛子には娘に虫がつかないようにという意味が込められている。布で作製した数個の唐辛子を一本のひもに繋げた飾りを作るこの講座は2時間半。裁縫に長けた参加者も多く、工程は和やか、かつスムーズに進んだ。
用意するものは8×10センチと8×7センチの二種類の布と打ちひも25センチ、木綿綿と細口糸だ。出来上がりの寸法はたて約9センチ×よこ約2センチだが、大きさに規定はない。作り方は以下。
布を上部である口布の長方形と下部である本体の逆三角形型に裁断。本体の布を中表で2つに折り、返し口を残して縫い合わせ、表に返す。口布は両端を5ミリ程折って縫い、半分に折り輪を作る。本体に縫いつけ綿を入れ、ひもを一本通して結べば唐辛子の出来上がり。間隔をあけて数個をひもに縫えば完成だ。
布の色や柄は様々で個性が窺えた。講師の宍倉春江さんは、「物が溢れているこの時代に、気持ちに余裕を持ち手作りの温かさを知って欲しい。ぜひ完成品を自宅に飾って貰いたい」と話す。参加者も「雑談をしながらだと数倍に楽しくなる」、「これを機会に、帰りに本屋で手芸の本を買う」と大満足。お互いのお気に入りの布を交換するなど、最後のひとときまで楽しんだ。