心に染み入る昔話

心に染み入る昔話

 9月20日、三和コミュニティセンターで市原の民話を語る『どんぐり座』による『ふるさとの民話を楽しむ』が開催された。語り部の大澤龍雄さん、大澤和子さんと矢田部貞男さんが歯切れのいい市原弁で聞き手を惹きつけた。市原に伝わる昔話をお年寄りから聞いたり、新聞などの記録媒体をベースに書きためていったものを語り続けて8年になる。古代、櫟の木がたくさん繁茂していた市原は櫟い原(いちいのはら)と呼ばれていた。櫟の木に実るどんぐりに因んで『どんぐり座』と命名したとか。市内小学校や公民館等で語りを披露しているほか、市立国分寺台小学校の民話クラブの指導に協力しており、時には小学生が語り部として参加することもあるという。
 今回の民話は大正時代に編纂された『市原郡誌』の中から、養老川の堰として板羽目を設置することに成功した石原五六郎、東京から市原の山村へ出てきたイシ子の苦労話を描いた『ピストルを抱いた若妻』など、五人の生き様についての伝記シリーズ。「身近な民話なので、話を聞いた後ですぐにでもその場に行き、時代背景を思い浮かべることができます」と大澤和子さん。
 心に響く素晴らしい話術に会場からは満場の拍手が。大澤和子さんはいちはらFMでも民話の語りを行っている。『どんぐり座』で一緒に語ってくれる仲間を募集中だそう。

問合せ 大澤さん
TEL 0436・21・7538

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