君が夢中になれるものは何?

君が夢中になれるものは何?

 キャリア教育の一環として市立牛久小学校が取り組んでいる『夢ぴったり仕事体験』。地域の保育所やケーキ屋など12カ所で職場体験をした同校6年生45名を対象に、9月19日、サッカー市民球団『VONDS(ボンズ)市原』監督の西村卓朗さんが自らの社会人経験をもとに将来の夢を見つけるための手ほどきとなる講演を行った。
 Jリーグ『大宮アルディージャ』在籍時代にゴールを決めた瞬間の映像に見入る児童たち。23歳でプロ入りした西村さんが初めて点を決めたのは28歳になってからのことだ。12歳の時にテレビで見たイタリアワールドカップ以来、サッカー選手になりたいという夢を持ち続け、プロの選手として活躍し、現在の監督兼GM(総支配人)に至るまでの経緯と手順、仕事への意欲、会社という組織の仕組みなどをわかりやすく説明した。
 西村さんが働く上で心がけていることが5つある。一つは夢中になること。監督、GMとしてよりよいチームを作ることに情熱を注いでいる。二つ、自分をごまかさない。持久走のようなつらい練習でも自分で決めたことは手を抜かずにやり遂げる。三つ、相談する。足が遅いと悩んだ西村さんはどうすれば速く走れるのか様々な人に相談し、的確なアドバイスを得ることができた。四つ、続ける。「苦しい時でも続けることがチャンスのそばにいる方法」本の中から心に刻み込んだ一節だ。五つ、人、物、出来事に感謝の気持ちを持つ。高校卒業後、大学受験に失敗しサッカーができずに悔しい思いをした1年間があったからこそ一段とサッカーに打ち込むことができたという。
「興味があることを一つでもたくさん見つけて少し苦しくても続ける。自分をごまかさず、困った時は人に聞き、ありがとうの気持ちを忘れずに頑張って下さい」と西村さんは児童たちに語りかけた。野球が好きだという男児は「頑張って続けようと思った」と笑顔で話した。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】大人のサポートでよりダイナミックな動きが楽しめるファンクショントンネル  更級に『いちはら子ども未来館・通称we(…
  2. 【写真】「川面に映える」Ⓒ市原光恵  6月6日から11日、夢ホール(市原市更級)で『小湊鐵道を撮る仲間たち』展が開催される…
  3.  5月26日(日)、市原市市民会館の大ホールで『第17回 シニアアンサンブル全国大会 創立25周年記念』が開催される。主催はNPO法人全日本…
  4.  初夏のこの時期、夕暮れから夜にかけて「ホッホウ、ホッホウ」と繰り返す声を耳にすることがある。アオバズクの鳴き声だ。木の樹洞を巣にするので、…
  5.  移住者の視点で、いすみ市と周辺の魅力的な場所をまとめたガイドブック『田舎歩き方・ 暮らし方♯1 千葉県いすみ市とその周辺2024』が4月2…
  6.  ティラノサウルス、トリケラトプス親子、ベロキラプトルなど、紀元前3000年前に存在した巨大な恐竜たちが千葉港に大集結。  リアルな恐竜ロ…
  7.  文学を愛する仲間たちが発刊する文学同人誌『槇』。46年前の1977年(昭和52年)に設立された『槇の会』が発行している。  同会は、『雪…
  8. 【写真】アブドゥルラーマン・アブダラ『最後の3人』(平三)  千葉県誕生150周年記念事業『百年後芸術祭~環境と欲望~内房…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】大人のサポートでよりダイナミックな動きが楽しめるファンクショントンネル  更級に『いちはら子ども未来館・通称we(…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る