冬空の下を颯爽と歩く
- 2014/1/31
- 市原版

楽しくおしゃべりしながら、あるいは黙々と。歩き方は様々だがとにかくひたすら歩く。菊間コミュニティ・保健福祉センターから田んぼ道を東に向かい、草刈の大宮神社に立ち寄って参拝し、さらに東へ。本千葉カントリークラブの周囲を歩き、おゆみ野のイオンタウンで昼食。同センターへ戻るまで歩くこと12キロの『初詣ウォーキング』が1月17日に行われた。雪のちらつく曇った天気に屈することなく60歳以上の約40名が元気に参加。かなり速いペースのウオーキングを楽しんだ。講師である競歩経験者の菅勇榮さんの「つまずかないように膝を上げ、背筋を真っ直ぐにして歩きましょう」とのアドバイスを聞いてスタート。10時半頃には晴れ間が見え始め、暖かい陽気に。身体も温まって汗ばんできた。
大宮神社では神主さんからお清めの修祓の儀を受け、神社の縁起について話を聞いた。古来、国を守るとされる八柱の神様のうちの一柱、大宮姫命が祀られており、人と人とを結びつける力があるとのこと。晴れた日には富士山が拝める高台に位置し、周辺には古墳や遺跡が散在する。足元の土に混じった貝殻は貝塚のなごりだとか。初詣とあって、おみくじや絵馬を求める姿が見られた。
「あいさつを交わしながら、みんな一緒に歩く。仲間づくりと健康づくりが目的です」と菅さん。帰り道は冷たい風が心地よく感じられた。あっという間の4時間半、怪我をする人もなく「一人ではこんなに歩けない。とてもよかったです!」と参加者一同、爽やかな笑顔でゴールした。
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