10年目を迎えた、学校と地域をつなぐ陶芸活動

「特色ある学校づくり」として、市原市平三小学校の陶芸活動と共に歩んできた同校地域陶芸サークル『平山窯』。2005年に地域住民のサークル活動として『平山窯』を設立し、今年で10年目を迎えた。
 地域住民が休日に陶芸に親しむ活動から、『親子陶芸教室』や『ファミリー陶芸教室』等の活動では、サークル会員が制作の手伝いをするなど、児童・保護者・地域住民との交流のサポートも行われるようになった。
 発足以来、和光大学講師の木寺啓幸さんや陶芸家の原地宏幸さんの指導とアドバイスのもと、各自が好きなものを作り、型にはまらない個性的な作品づくりを続けている。
 そんな皆さんの5回目となる作品展『平山窯展』が6月29日(日)まで(11~17時、(月)休)、『上総更級美術館』(市原市鶴舞303つるまいホープラザ2階)で開催されている。 10名のサークル会員の陶芸作品300点ほか、会員の得意ジャンルの作品が展示されている。
 毎年恒例の展示会に加えて、敬老会や児童の作品発表会等でも展示会を開き、児童や地域住民に作品鑑賞の機会を設けている『平山窯』の皆さん。「陶芸活動を通して、元気のある地域づくりに貢献していきたい」とのこと。
 昨年までは五井で開催していたが、今回は地元に近い鶴舞での開催。是非、地元の方も気軽に立ち寄ってみては。

問合せ 上総更級美術館
TEL 0436・88・4001

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