『いちはら大綱引』開催

総勢800人が参加!
全長150メートル、綱の重さ1トン

 10月25日(土)午後5時から市原市にある上総更級公園前の上総大路で『いちはら大綱引』が開催された。『上総いちはら国府祭り』のイベントのひとつ。昨年初めて開催されることになっていたが、台風のため中止となってしまった。
 主催の市原青年会議所は「市原には各地に歴史ある祭りはあるが、大勢の市民が参加し、市外からたくさんの人が訪れる祭りはない」と、「市原市に賑わいを演出し、市原市の魅力を発信・再確認し、市民の誇り・郷土愛を育み、市民が出会いを楽しみ、市民の架け橋として新たなるまちづくり運動と価値観を創造する」ことを目標に『いちはら大綱引』を開催することに。今年は好天に恵まれ、大勢の見物客や応援する人たちの姿が見られた。
 4時を過ぎると参加者の受付も増え、参加景品のノベリティグッズであるオリジナルTシャツを着て鉢巻きを締めた人たちが続々と各自の参加チームの待機所へ向かった。会場となる道路には、全長150メートル、重さ1トン、中央に2トンの重さの総檜づくり木組み舞台が用意された。関東最大級といわれる大綱引だ。沿道からは、「すごい!大きい」と驚く声や「これは見てみたい」と期待する声も聞かれた。
 今回の参加人数は約800人。1チーム200人、申込終了時には定員に達した(参加無料)。市内を東西南北4つのエリアに分け、自分が住む場所か働く場所が該当するエリアのチームに参加する。チームカラー(東軍は青、西軍は白、南軍は赤、北軍は黒)は古来から伝わる『陰陽五行節』にのっとって作成。トレードマークのデザインは、平家打倒を掲げながらも敗れ退却したが、房総で豪族をまとめ天下取りに成功した源頼朝の団結力と勝負運にあやかろうと、市原市内各地に残る頼朝伝説をモチーフにした。
 開会式が終わると競技開始。トーナメント形式で全3試合。1試合は10分。競技終了時、自陣に少しでも舞台を引き込んだチームが勝利。但し、10分経たなくても自陣に6メートル引き込んだチームは勝利。直接、大綱を持つのは禁止。小綱を持つ。その際、綱を手に巻き付けるのも禁止。

 1回戦は北軍対東軍。10分もたずに自陣に6メートル引き込んだ東チームの勝利。2回戦は西軍対南軍。こちらも早いうちに一気に自陣に引き込んだ南軍の勝利。そして決勝戦。東軍と南軍の勝負。熱戦の上、南軍の勝利。南軍代表者に優勝旗が授与された。その後、参加者対象に有名テーマパークのチケットが当たる抽選会が行われ、再び会場は盛り上がった。最後に餅投げをして終了。勝ったチームも負けたチームも皆、笑顔で終わった『いちはら大綱引』。すでに来年の開催を心待ちして、リベンジを誓う人たちも多かった。

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