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純銀粘土でアーティスト気分
- 2015/6/26
- 市原版, シティライフ掲載記事
5月30日と6月13日の2日間にわたり、菊間コミュニティ・保健福祉センター主催事業『純銀粘土細工』教室が開かれ、7名が参加した。講師はアートクレイ倶楽部インストラクター永島里恵さん。純銀粘土は純銀の微粉末に水とバインダー(結合剤)を混ぜ練り上げて粘土状にしたもの。粘土遊び感覚で自由に形を作り、高温で焼くとバインダーが消失し、純度99.9%の純銀だけが残る。
初日はペンダントトップ作り。粘土を先の細い涙型にしてから均一の厚さに伸ばす。レースペーパーや爪楊枝などで模様をつける。細い方を折り返し、チェーンを通す穴を作るという作業。「イニシャルを入れる」という男性やカラーストーンを埋め込む女性も優しく手を貸す永島さんに励まされ、思い思いの模様に仕上げていく。形ができたら、乾燥させヤスリで整え、800度の電気炉で焼成5分。白く焼き締まった作品を取り出すと歓声がおこった。最後にステンレスブラシで研磨し、仕上げのヘラで光沢を出すと、粘土は美しいアート作品に変身。参加者は早速ペンダントを身に着け完成を喜んだ。
「銀製品の黒ずみは重曹の粉に水を加えペースト状にしたもので磨けばきれいになる」とのこと。2日目はリングを作った。