純銀粘土でアーティスト気分

 5月30日と6月13日の2日間にわたり、菊間コミュニティ・保健福祉センター主催事業『純銀粘土細工』教室が開かれ、7名が参加した。講師はアートクレイ倶楽部インストラクター永島里恵さん。純銀粘土は純銀の微粉末に水とバインダー(結合剤)を混ぜ練り上げて粘土状にしたもの。粘土遊び感覚で自由に形を作り、高温で焼くとバインダーが消失し、純度99.9%の純銀だけが残る。
 初日はペンダントトップ作り。粘土を先の細い涙型にしてから均一の厚さに伸ばす。レースペーパーや爪楊枝などで模様をつける。細い方を折り返し、チェーンを通す穴を作るという作業。「イニシャルを入れる」という男性やカラーストーンを埋め込む女性も優しく手を貸す永島さんに励まされ、思い思いの模様に仕上げていく。形ができたら、乾燥させヤスリで整え、800度の電気炉で焼成5分。白く焼き締まった作品を取り出すと歓声がおこった。最後にステンレスブラシで研磨し、仕上げのヘラで光沢を出すと、粘土は美しいアート作品に変身。参加者は早速ペンダントを身に着け完成を喜んだ。
「銀製品の黒ずみは重曹の粉に水を加えペースト状にしたもので磨けばきれいになる」とのこと。2日目はリングを作った。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…
  2. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…
  3.  市原市不入の市原湖畔美術館にて、企画展『レイクサイドスペシフィック!─夏休みの美術館観察』が7月20日(土)に開幕する。同館は1995年竣…
  4. 【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右) 『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリ…
  5.  沢沿いを歩いていたら、枯れ木にイヌセンボンタケがびっしりと出ていました。傘の大きさは1センチほどの小さなキノコです。イヌと名の付くものは人…
  6. 『道の駅グリーンファーム館山』は、館山市が掲げる地域振興策『食のまちづくり』の拠点施設として今年2月にオープン。温暖な気候と豊かな自然に恵…
  7.  睦沢町在住の風景写真家・清野彰さん写真展『自然の彩り&アートの世界』が、7月16日(火)~31日(水)、つるまい美術館(市原市鶴舞)にて開…
  8.  子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩み…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】第1展示室  人々の暮らしを様々な面で支えている人工衛星。ロケットで打ち上げられた人工衛星は地球の周回軌道に投入さ…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る