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季節のスケッチ
- 2015/10/16
- シティライフ掲載記事, 市原版

俳画と文 松下佳紀
俳句を作る時、また文章を書く時、私はよく辞書を利用する。というより欠かせない。何よりも私の表現する句や文章に用いる言葉が的確か、誤りがないかを確認するのが第一目的だが、考え事の手掛かりを発見することも多々ある▼辞書は三種類。先ずは国語辞典、それに類語辞典、俳人なら必携の歳時記である。もし、これらの辞書の一種類が欠けたとしたら、私は何もできなくなり、道に迷った子供のように泣き出すだろう。さほど私の記憶力や頭脳の働きは鈍く、所有する知識や語彙の蓄えは乏しい▼しかし、それを嘆くより、もっと大切なのは私自身の創造力、想像力であろう。もとより鈍才である私の作品は、取るに足らぬものばかりであるが…。
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