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体協通信
- 2016/8/26
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リング上のチェス「ボクシング」
市原市ボクシング連盟
市原市ボクシング連盟は、昭和50年、市原市アマチュアボクシング連盟の名称で設立されました。2013年に名称が変更され、現在に至ります。活動としてはアマチュアボクシングの普及、(公財)市原市体育協会支援のもと、市民スポーツ教室への講師等派遣で、市民の健康・スポーツ振興に携わっております。
ボクシングは、幅広く認知されているスポーツですが、2本の腕で相手と殴り合うだけ、と思われていませんか? 2本の腕で相手を殴る=触るというのは、簡単のように見えて難しく、選手は、相手に打たれない(触られない)、相手にパンチを当てる(触る)練習を常日頃しており、イメージトレーニングも欠かせません。例えば鬼ごっこでは、鬼が動く相手に触るために、どのように追いかけ触るかを考えなければなりません。リングの上でも同様で、常に相手との駆け引きが行なわれており、リング上のチェス(日本では将棋)とも表現されます。
またボクシングは、体重による階級があるウェイト制スポーツ、相手がいるコンタクトスポーツ、相手と健闘を称えあうコミュニケーションスポーツ、自分自身を抑制・管理するメンタルスポーツでもあり、相手選手や運営役員、指導者、サポートされる方に対する礼儀や感謝も重んじています。健康面や安全面も厳しく管理されるので、幼年や小学生から始められ、年齢男女問わずできるスポーツです。興味がある方は、市民スポーツ教室に一度、参加されてみてはいかがでしょうか。
先日、ブラジルの都市リオにてオリンピックが開催され、日本代表選手も出場しました。今回からルール改正により、男子はヘッドガード(頭部を守る装具)が無くなり、ロンドンオリンピックより激しく、白熱した面白い試合が見られました。
最後に、市原市から拓大紅陵高校の選手が、今年6月に千葉県習志野市で開催された平成28年度第58回関東高校ボクシング大会において、見事優勝し栄冠に輝きましたことをご報告いたします。これからも市原市ボクシング連盟をどうぞよろしくお願いいたします。