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牛久発 街を元気に!いちはらを盛り上げよう 商店街スタンプラリーとサプライズ歌声列車
- 2016/12/9
- 市原版, シティライフ掲載記事

牛久の街に活気をと地元商店街の有志が企画した『いちご大福・コロッケ食べ歩きスタンプラリー』が12月20日(火)まで行われている。
指定の6店のうち3店を回り用紙にスタンプを押して、駅前の深山文具店に持っていくと、景品のオリジナル缶バッチ(バッチの写真は小湊鉄道の列車)と交換してくれる。更に、6店すべて回ると「世界に10個しかない」という特製卓上カレンダー(写真は小湊鉄道トロッコ列車)プレゼントに応募できる。※12月4日(日)・18日(日)は深山文具店が定休日のため、缶バッチプレゼントは吾妻堂と小野精肉店で行う。スタンプラリーの協力店は以下の通り(五十音順)
・吾妻堂…(営)平日8~20時、(日)(祝)8~19時
・東屋精肉店…(営)10~18時、(月)休
・小野精肉店…(営)8~18時30分、5・15・25日休
・こがねや菓子舗…(営)8~16時30分
・田川精肉店…(営)10~18時、(月)休
・三河屋菓子舗…(営)8~18時
イベント名称は、いちご大福とコロッケとなっているが、いずれも大量生産品ではなく、個人商店が毎日、店で手作りしているもの。だから、品切れすることもある。それで、スタンプラリー対象商品は、いちご大福とコロッケに限らず、店の商品であればOKとした。各店の一番人気の商品や店主からのメッセージをご紹介。
◇吾妻堂「いちご大福は、国産いちごにこだわり、自家製の白あんを使っている。定番人気は黒糖ベースに甘さ控えめ、喉ごしなめらかなあんを使った牛久饅頭八坂太鼓」
◇東屋精肉店「昔懐かしいコロッケ。一番人気の鶏唐揚げや惣菜のフライやカツなど、みんな注文を受けてから揚げているので、熱々の揚げたてをどうぞ」
◇小野精肉店「カレーコロッケ、野菜コロッケ、カボチャコロッケと共に人気なのは鶏唐揚げとメンチカツ。クリスマス用ローストチキンもオススメ」
◇こがねや菓子舗「あんドーナツが一番人気。甘さ控えめのユズ饅頭やわらび餅、どら焼きもオススメ。正月用のし餅の注文も受付中」
◇田川精肉店「定番人気はイカフライ、ハムカツ、メンチカツ。リピーターが多いのは豚の味噌漬け。土曜限定のイカゲソとタマネギのこだわりかき揚げもオススメ」
◇三河屋菓子舗「昭和初期の創業当時から変わらず、こしあん入りの焼き菓子、六方焼が人気。オススメはまわりがシナモンで中は白あんの焼き菓子、黄金芋。正月用のし餅の注文も受付中」
牛久の手作り揚げ物と食べ継がれてきた甘味を、日々の惣菜に、おやつに召し上がってみては。
さて、大手ツアー会社が企画する君津市の濃溝の滝見物の観光コースに、人気のローカル線、小湊鉄道への乗車が組み込まれ、連日、東京はもとより関西や東海方面などから300人以上の観光客が牛久駅等を訪れている。そんな皆さんを、アコーディオンやハモニカ演奏と楽しいお喋りで「おもてなし」しているのが、市内在住の清水厚史さん(代表)、原地宏幸さん、吉田洋起さん、徳永馨さんたち、ボランティアの皆さん。
2009年から始められた偶数月の第3日曜に運行している歌声列車。五井駅から養老渓谷駅を2時間半かけて往復し、懐メロや童謡、歌謡曲等を合唱する。この毎回キャンセル待ちの人気イベント列車を運営している皆さん。今回、小湊鉄道から依頼され、通常の歌声列車の短縮バージョンをと、11月初旬から年内までの週に数回、1日4往復、主に牛久駅から五井駅や高滝駅間等を交代で担当している。ツアー客が乗車する全部の列車に乗り込むのは時間的に無理なので、できる日に行うサプライズ企画。
取材時は原地さんと吉田さんが牛久駅前で待機。駅前ロータリーには大型バスが入れないから国道沿いで観光バスを降り牛久駅へと歩いて来る観光客の姿が見えると、アコーディオンとハモニカ演奏で賑やかに出迎える。そして元気良く「ようこそ市原へ」とご挨拶。
五井駅へ向かう列車に乗り込むと、歌集を配り歌声列車のスタート。千葉の童謡をと『里の秋』や『月の沙漠』、そして『北上夜曲』、『あざみの歌』などシニア向けの曲を数曲。皆さんは楽しそうに満面の笑顔で歌う。大受けだったのが手話をしながらの合唱。原地さんが歌詞に合わせた手話を教え、皆さんが真似して手指を動かす。30分弱の歌声列車だったが、「こんな体験ができてラッキーだった」と大好評。2人に握手を求めたり記念撮影する人も大勢いた。原地さんたちは乗客がホームに降り立ったあとも演奏をし見送った。