まずは牛久を、そして市原を ラベンダー香る街にしたい

 市内牛久のメインストリートから少し入った住宅地の奥に、昨春『そらたねハーブ農園』がオープンした。オーナーの大鐘実さん(46)は、南総中、鶴舞高校と地元の学校で学び、卒業後は父親と共に、家業であるコンビナート企業での写真撮影の仕事をしていた。しかし、デジタルカメラの時代に入ると仕事の需要が減り、今から10年ほど前、父親は廃業し、大鐘さんはフリーカメラマンに。
 その後、北海道で商品撮影の仕事を約8年したあと市原市へ戻り結婚。幾つかの仕事に就き、ライフワークとして自然を撮影することは続けていたが、20代の頃から好きだったハーブ関係の仕事がしたいとハーブ園や園芸店で働いたのちに独立、開業した。ちなみに、同園のネーミングの由来は、愛娘のそらちゃん(3)の名前から。
 ラベンダーの香りに魅了され、ハーブの世界に引き込まれた大鐘さん、「無農薬で育てているハーブはラベンダーをメインに20品種。栽培した苗の2~3割はイベントで売れ、あとは個人のお客様からオーダーを受けたり、ハーブティー用のハーブはドライにしてカフェに卸しています」とのこと。
 約400坪のハーブ農園には大鐘さんの父親が栽培している野菜畑もある。また、ハーブ以外の草花も見られる。これは、「草むしりから受ける庭づくりのお手伝い」も仕事にしている大鐘さんが顧客から「不要になったけど、処分するには忍びない」と引き取りを依頼された草花。引き抜いて運ぶのを無料サービスで行っており好評だという。更に、こうした草花を欲しがっている顧客に、やはり無料で植えに行ってあげ、喜ばれているそう。
 敷地内にある木製の物置や鉄製バラ用のオベリスクやアーチ、フェンスなどは大鐘さんのハンドメイド。鉄製のものづくりの技術は、「庭仕事の閑散期にやろうと考えて、知人の鉄工所の社長に教わった」とか。
 大鐘さんは「小湊鉄道沿線には夏に咲く花は少ないので耕作放棄地を借り、4月下旬から9月頃までが花期のラベンダーを植え、ラベンダーの香る街にしたい。まずは地元、牛久からスタートさせ、ゆくゆくは市原全体をラベンダー香る街にしたい。市民の皆さんには、庭先でも道端でも使い道に困っている空き地にでもいいから、ラベンダーを植えてもらえたら」。このプロジェクトに賛同・協力してくれる人を募っている。

問合せ 大鐘さん
TEL 090・3579・5145

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  袖ケ浦公園には現在およそ80匹の『地域猫』がいる。どのような猫たちをこう呼ぶのか。千葉県が作成した『地域ねこ活動に関するガイドライン』に…
  2. 「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」と言われ、現在も全国で多くの被害が報告されている特殊詐欺事件。千葉県警では、これらの詐欺がまず電話でコンタ…
  3.  市原特産といえば、今が旬の梨。養老川沿いの栄養豊かな土地で大事に育てられた「いちはら梨」は、大きくて歯ごたえの良いのが特徴です。これから…
  4.  6月16日、市原市少年相撲教室が開催され、豪栄道関、妙義龍関、佐田の海関はじめ境川部屋の力士たちが会場のゼットエー武道場を訪れた。朝稽古…

ピックアップ記事

  1.  袖ケ浦公園には現在およそ80匹の『地域猫』がいる。どのような猫たちをこう呼ぶのか。千葉県が作成した『地域ねこ活動に関するガイドライン』に…

イベント情報まとめ

  1. ◆サークル 国際交流・市原市オリンピック準備委員会 月2回 姉崎地区(海外と交信あり) 外国人と定期的に交流したい、その準備のために英語…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る