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社会に出て喜びを感じるそんな障がい者支援を目指して
- 2017/12/8
- 市原版, シティライフ掲載記事
就労支援の利用者と面談で、就寝が人それぞれであり、毎日大きく異なっていることに気付く。例えば、就寝が前日は午後9時、前々日は午前1時、と言う具合。就眠時間もバラバラである。そこで「布団に入る時刻」を利用者それぞれにヒアリングし、その時間に合わせて布団に入ってもらうことにした。当初は「寝ようとしても眠れない」「早く目が覚めてしまう」「好きなことができない」などわがままな発言があった。だが、一ヶ月続けてみると、座学などでの居眠りがなくなり、晴れ晴れとした表情が見られるようになり、本人からも良好な睡眠が取れていると聞けた。
定時に出社し元気に就業するには、体調管理と生活リズムを継続することが大切であるが難しい。特に、障がい者にとっては尚更だ。今回は利用者と一緒に考え、試し、生活リズム形成に着目した。小さなポイントかもしれないが、障がい者の就労移行を目指すいろえんぴつと利用者にとっては、大きな一歩を踏み出したのではないだろうか。
就労移行支援事業所
いろえんぴつ
TEL 0436-26-4377