巧妙な手口に要注意!

 6月29日(金)、三和コミュニティセンター主催で行われた『詐欺防止安全教室』。市原警察署移動交番の警察官と安全相談員、市原市消費生活センターの相談員を講師に、約30名の参加者が、詐欺の実例や対処の心構え、防犯や交通安全などを学んだ。
 増加している『電話de詐欺』は、昨年は千葉県内で31億円以上、市原市内でも43件・1億円以上の被害。「犯人側は受け子を地区に待機させています。似合っていないスーツ姿の見慣れない人物がうろついていたら、1件でも被害を防ぐため遠慮なく110番を」と講師の警察官。また、葉書による架空の訴訟での詐欺も増えている。『訴訟が起きているため、その取り下げ最終期日が翌日』などと書かれており、慌てて電話をすると自称・法務省担当者や弁護士が「取り下げ費用10万円」を要求する。支払いもコンビニで電子マネーを買わせる手口で犯人を特定しづらい。消費生活センターの相談員は、「葉書が来れば個人情報が使われている証拠。一度騙されると、その情報を共有する他の詐欺グループの被害に何度も合うことが起きています。彼らは有名企業や公的機関の名を使い、焦りや思い込みに巧妙につけ込むので、誰でも騙される可能性があるのだと考え、油断しないようにしてください。何かあったら当センターに相談を」と呼びかけた。
 詐欺だけでなく空き巣も増加中で、担当の警察官は、「ちょっとした外出でも必ず鍵をかけること。それが一番楽にできる防犯対策です」と市原の名にかけた自作の標語を披露。安全相談員からは「携帯で110番するとき、GPSの位置情報には頼らないでください。かなり大まかで正確ではなく、天候によっても大きくずれます。必ず場所を確定できるように連絡を」などの注意点が話された。参加者は「いざという時に役立つ内容。家族とも話すなどして、防犯に気をつけていきたい」と真剣に耳を傾けていた。

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