いちはらふるさと点描

~狛猿の神社~

五井本納線の能満バス停で下車し数分歩くと朱塗りの鳥居が見える。鳥居を潜ると一対の狛猿に会える。市原市能満に鎮座するこの「府中日吉神社」の本殿は昭和四十二年に千葉県の有形文化財に指定されている。創建されてから、数回の解体修理を繰返して来て、江戸時代の棟札に「天武天皇白鳳二癸酉歳創建云々」と記されているとのことだが創建年代は定かでない。
また境内には、元千葉県知事の沼田武氏が揮毫した「府中日吉神社昭和大修理記念の碑」がある。度重なる修理で、創建当時の三間社流れ造りから、拝幣殿が新築されたり左右の側面に縁が付いたりと、権現造りへと変貌してきた。また本殿と幣殿の屋根の繋ぎ目より雨漏りがあり、昭和六十年からの解体大改修で千葉大学の大河教授の指導のもと、本殿と拝殿を切り離し創建当時の格式と品位を保持する三間社流れ造りの形に復元された。この時併せて相殿、御輿倉、手水舎の創設も行われている。他の神社を見ると唐獅子や竜、鶴亀等の彫刻で飾られているが、この府中日吉神社には華美な建築装飾が無くすっきりした佇まいである。

市原市写真連盟 フォトサークルあゆみ
田中孝夫

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  袖ケ浦公園には現在およそ80匹の『地域猫』がいる。どのような猫たちをこう呼ぶのか。千葉県が作成した『地域ねこ活動に関するガイドライン』に…
  2. 「オレオレ詐欺」「振り込め詐欺」と言われ、現在も全国で多くの被害が報告されている特殊詐欺事件。千葉県警では、これらの詐欺がまず電話でコンタ…
  3.  市原特産といえば、今が旬の梨。養老川沿いの栄養豊かな土地で大事に育てられた「いちはら梨」は、大きくて歯ごたえの良いのが特徴です。これから…
  4.  6月16日、市原市少年相撲教室が開催され、豪栄道関、妙義龍関、佐田の海関はじめ境川部屋の力士たちが会場のゼットエー武道場を訪れた。朝稽古…

ピックアップ記事

  1.  袖ケ浦公園には現在およそ80匹の『地域猫』がいる。どのような猫たちをこう呼ぶのか。千葉県が作成した『地域ねこ活動に関するガイドライン』に…

イベント情報まとめ

  1. ◆サークル 国際交流・市原市オリンピック準備委員会 月2回 姉崎地区(海外と交信あり) 外国人と定期的に交流したい、その準備のために英語…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る