地域に根差した歴史研究誌を発行

〈寄稿〉房総古代道研究会

 市原を中心とした房総の地域歴史を調査・探求している「房総古代道研究会」は、平成30年12月、会誌3号『房総古代道研究(三)』を発刊しました。岩田書院から『地方史情報』という書誌が毎年発行されていて、全国の地方史研究の書誌が120編程度紹介されています。その中にあって昨年発行した『房総古代道研究(二)』が、その内容が地域に根差した質の高い歴史情報誌であるとの高い講評をいただきました。
 会誌3号の内容も専門書から史蹟案内的なものまで盛りだくさんです。特に市原市は更級日記旅立ちの街であり、2020年には旅立ち千年紀を迎えます。更級日記の研究専門家に「更級日記と平安時代の上総国いちはら」と題して基調論文をお願いしました。
 また、古代社会では軍事用、輸送用として馬は想像以上に人間社会との関わりがありました。東国における歴史的背景や、かつての古代市原の馬牧はどこにあったのかを地理考古学的に考察された論文が投稿されています。
 さらに、「上総国の古墳」「古代房総の神々」と題して、講演会の内容を解説記録として掲載しました。
 研究会では会誌3号(A4版82ページ)を一冊700円で一般頒布しています。申込みはFAXにて。また、同研究会はどなたでも自由に参加できるセミナーを隔月開催しています。次回は1月26日(土)、「上総国は麻織物の大国だった」のテーマで行われます。シティライフ情報欄でもお知らせします。

お問合せは
TEL・FAX0436・23・1098

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