これぞアート!フォトスタンドをつくる

 アートいちはら2018秋!内田未来楽校では『伊丹陣屋』が開催された。『伊丹陣屋』とは、江戸時代初期に伊丹勝重が陣屋を置き統治したことに由来する。明治時代になるまで政治や治安軍事を担い、周辺に集落が形成されて商人が集っていたことが想像される。同会場は、かつて賑わっていた『伊丹陣屋』を再現しようと名付けられた。
 様々な飲食や雑貨店、ワークショップの中で注目したのは『フォトスタンド作り』。アトリエ育色工房を営む中山育美さんは、レンガを使用して作ったフォトスタンドを手に笑顔で話す。「このレンガは前回のアートいちはらで使ったものの再利用なんです。写真やメッセージカードを置くため端を削りましたが、小さい穴には花も挿せるのでオシャレですよ」。使う絵具は赤、青、黄色の3色のみ。この3色は心理的に、子ども達がキャラクターを描くよりも色を作ることに夢中にさせるのだとか。
 木更津市から訪れた親子は、「子ども達は描くまではイメージが決まっていたけれど、描き始めたら迷うみたいです。無限の世界ですね」、「すごく可愛いよ!もう夕方近くだけれど、朝からずっといるんです」と見本の作品を手に終始会話が弾んでいた。クリスマスを感じさせるようなプレゼント箱や夏の海で少女たちが泳ぐカラフルな絵。11月23日(祝)だけで、同ワークショップには20名以上が参加。様々なフォトスタンドが子ども達の手の中で彩られていた。

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