好きな絵を自由に描く石遊び 牛久商店街の魅力発信・南総公民館

 タピオカ、爽やかな空と生物、美しい模様など素敵な作品の数々。人の想いが表現された力作を観るのは楽しい。8月25日、南総公民館で石遊びのイベントが開催され、小学1年生からシニアまで11名が参加した。筆やアクリル絵の具の使い方、石に描く際のポイントなど基本を学んだあと、ペーパーウェイトとマグネット付きの石に思い思いの絵を描き、作品づくりを楽しんだ。

石のプロ、山内石材の講師が指導

 講師の山内あゆみさんは、牛久で江戸時代後期から石材業を営む老舗『山内石材』の若女将。「使わない墓石の見本プレートを、有効活用できないかと削って花瓶敷きにしたことがきっかけで、石のハンドメイドに魅せられました。美術館でアボリジニの作品を鑑賞してドットペインティングにも興味を持ち、石に描くことを始めました」と話す。一方、『ArtStone歩』として、上総牛久駅前で毎月開催される『うしくにぎわいマーケット』にも出店。『石にお絵かき』体験の機会を多くの来場者に提供している。
 そんな山内さんの講義は優しく丁寧で、参加者を楽しませながら感性を引き出す。「もっと大きく描いた方が良かったかな」と迷う女性には「空間があって素敵だと思います」。動物を描く子どもには「可愛い!目が楽しみ!」と笑顔で声をかける。
 参加者の一人、秋山颯香さん(中2)は「先生の教え方はわかりやすくて、とても楽しいです。作品ができたら、いつもがんばっているお母さんにプレゼントします」と、極細の筆で絵の具を少しずつ混ぜながら、熱心に色を作っていた。親子で参加したのは目黒さん。母のさくらさんは「見本の作品がすごく素敵で初めて参加しました。石に描けるなんて発想すら無かったです」。姉の央華さん(小4)は「太さを同じにするのが大変だけど楽しい。できたら机に飾って宝物にします」と綺麗な虹を、妹の琴菜さん(小1)は「ひげをかくところと、紙じゃなくて石にかくところが楽しい」と大好きな猫を描いていた。長谷部ミナミさんは折り紙、切り絵、消しゴム判子など多趣味だが、「突き詰め過ぎず広く楽しんでいます」と、素敵な名画を再現した。他にもイラスト集やスマホの写真を参考にしながら描いている人、「勝手に描けるところが楽しい」と微笑む人、黙々と集中する人、それぞれ楽しそうだ。
 今回のイベントは南総公民館の『牛久商店街の魅力発信』講座全7回のうちの4回目。担当の渡部メイ子さんは「牛久商店街に焦点を当て、お店の代表の方に講師として魅力を発信していただき地域活性化をねらいます。今までに、和菓子づくり、税金教室、ビューティー講座など展開してきました。今後も来年1月までいろいろなジャンルでシリーズが続きます」とのこと。興味・関心のある方はぜひ、ご参加を!


問合せ:南総公民館 TEL.0436-92-0039
山内石材(株) TEL.0436-92-1151
http://yamauchisekizai.co.jp/

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