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今年は3月13日(土)より運行開始! トロッコ列車で一足早い房総の春を体感しよう【市原市】
- 2021/2/10
- 市原版, シティライフ掲載記事
2015年に運行を開始したトロッコ列車「房総里山トロッコ」は、土休日を中心に五井~上総牛久~養老渓谷間を走り、開放感あふれる車窓から、春は菜の花、秋は紅葉と季節を肌で感じながらゆっくりと美しい風景が楽しめることで人気だ。
一番に目を引く動力車は、実は蒸気機関車の形をしたディーゼル機関車(DB4形機関車)で、小湊鉄道で古く活躍していた「C型コッペル蒸気機関車」を再現したもの。動力はディーゼルに代わってはいるが、汽笛は大正時代に走っていた蒸気機関車のものをそのまま利用している。「房総里山トロッコ」の客車は4両。中間の2両(2号車・3号車)が、トロッコ列車ならではの窓が無く、風を直接感じることができる「展望車」。
1号車と4号車は窓がありエアコンが付いている「普通車」。いずれも車内には、木製のボックスシートが並び、天井はガラス張りになっているため、車内はとても明るく開放感は抜群だ。「展望車」は窓が無いので、走行中は近くの草木がすぐ脇まで迫ってきたり、トンネル内に入ると車輪の軋む音やジョイント音が大迫力で響くなど、アトラクションの様な体験をすることができる反面、天候によっては防寒着や雨具が必要になるのでご注意を。
「房総里山トロッコ」に乗車するには、乗車券のほかに区間にかかわらず「トロッコ整理券」600円(大人・小人同額)が必要となる。購入は小湊鉄道ホームページ、または電話で申し込み乗車当日に支払う形だ。空き状況により、当日券もあり。また、お得な往復運賃や1日乗り降り自由な「1日フリー乗車券」などもあるので詳細はホームページで確認を。
運行開始時には緊急事態宣言も解除される予定なので、開放感溢れるトロッコ列車で田園風景を眺めながらのんびりと里山の春を満喫する旅に出掛けてみてはいかがだろうか。
問合せ:房総里山トロッコ専用ダイヤル
Tel.0436・23・5584
受付:10時~11時半/12時半~16時、乗車の2日前まで