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アッと驚くマジック、ご覧にいれましょう マジシャンPiace 内藤淳也さん【市原市】
- 2021/5/6
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- 外房, 市原市

市原市出身のマジシャンPiace(ピース)として活躍する内藤淳也さん(26)。マジック界最大のジャパンカップにて、国内で最も活躍した若手マジシャンに贈られる日本一の賞、ルーキーオブザイヤーを受賞した。Piaceの由来は、平和を意味するPeaceと一部という意味のPieceを掛け合わせた造語。手品で人々の笑顔を作る一部になりたいと願って付けたもの。最近では『水曜日のダウンタウン』や『全力!脱力タイムズ』など有名テレビ番組にも出演。コロナ禍の影響を受けてステージショーは激減しているが、現在は新たなマジックの考案に勤しんでいる。「今でこそテレビ出演が叶っていますが、それは千種小・中、そして県立京葉高校の友人たちがいてくれたからこそ。マジシャンを始めた頃から、千種コミュニティセンターの方はイベントになると呼んでくれた。地元の方に支えられていることに、とても感謝しています」と、内藤さんは話す。
マジシャンを目指して
「マジックに最初に興味をもったきっかけは、小さい頃に祖母が買ってくれた玩具のマジックグッズ。一旦、熱は冷めていたんですが、再燃したのは高校生の時。テレビの特番で見て面白いなと思って」というが、少しいたずらっ子のように笑いながら、「実際はマジックでモテたかったから」と続けた。だが、マジックに抱いた興味は本物。「マジックを知っていくほど、その奥深さに引き込まれました。とてつもない深層心理が何気ない動作に自然と込められていることに驚いた」と話す、内藤さん。加えて、「高校のクラスで友人に披露して、すごい!と喜んでもらえたことも自信につながった」とか。

トロフィーを手に
小さい頃から、パズルやレゴブロックなど好きになるとのめり込むタイプだった。「両親は心配しながらも、好きなことをしなさいと背中を押してくれた」とか。それからは、努力の連続だ。先輩の話を聞き歩いたり、ひたすらマジックの研究をしたり、飲食店でテーブルを回ってマジックを披露したり。「からかい、無茶難題を言われることは珍しくなかった。悔しい思いをしたこともあるけど、その経験があるから、今はメンタルの強さと場の空気を読む力は鍛えられたかな」と、笑う。呼ばれる場によって、言葉遣いや自らの雰囲気も合わせるのだ。そして、「マジックは見せ方によって個性が出る。どうして自分を呼んでくれるのか、常に礼儀を意識して感謝するように心がけています」と、背筋を伸ばした。
成長するためには

受賞式でもマジックを披露
そんな彼は、どんな将来を目指すのか。「マジックに限らず、幅広く吸収したいと思っていて、演劇の舞台を見に行くこともある。演技や所作が勉強になる。Tiktokやテレビ出演など含め、マルチに活動していけたら」と、意気込みを語る。そしてなにより、「もっと千葉県、特に地元の市原市で活動の幅を広げていきたい」と願った。小さなお祝い事やサプライズにもマジックはオススメ。出張や出演依頼は随時受付中。詳細は問い合わせを。
問合せ:内藤さん
mail:magic68piace@gmail.com