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本『慈雨』 プレゼント!~生きづらさを抱えた人に寄り添う 著者の渾身の思いを綴った一冊~
- 2023/9/21
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心ない行動や言葉が、人を追い詰め事件になるケースも多い昨今。この本『慈雨』の筆者・大木太枝(たえ)さんも、20数年前、愛する家族が他人の中傷によって自死し、自らも心に傷を負ってしまったひとり。その後、市原市内で心理カウンセラーとして、心身の不調で悩む人たちに寄り添ってきました。
失った家族のこと、事件に向き合い苦悩を乗り越えたこと、活動してきたその日々や想いなどを「やっと言葉にできた」と言う大木さん。「どなたの人生も紆余曲折、苦悩の道のりの中で、ささやかな幸せに感謝しながら暮らしていることと思います。私もその一端をまとめました」とのこと。
「数年間は春が大嫌いだった(中略)恨めしくて春にまで腹を立てていた。目眩がするほどに美しく咲き誇る桜が悲しかった」状況から、「乾ききって今にも倒れそうな私を潤し、根っこまで沁み込んでくる。やがて、ゆっくりと起き上がる力が漲ってくる」と感じ、「生きている限り、誰かの乾いた心を潤す慈雨でありたい」と願うようになった年月を綴ります。 「これを書き終えたことでやっと私なりに心の整理ができたと感じています」とあとがきに寄せた大木さん。本は今年4月に出版。書店、アマゾン、楽天ブックス等で販売中です。
●『慈雨』 著者:大木太枝 A5判・72P 税別1000円
発行:文芸社 Tel.03・5369・2299
●この本を1名様にプレゼント
希望の方はハガキ、FAX、メールにて、〒・住所・氏名・電話番号などを明記し、シティライフ・本プレゼント係まで。10/3(火)必着。
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