新結成で新たなスタート!実力派オヤジバンドが外房を駆ける

 外房地域を拠点に活動するバンド『おかず+ノンカロリー』が、9月6日茂原市のショッピングプラザアスモ内アスモ劇場で行われた『アコースティックナイトスペシャル』に登場、大歓声に包まれた。「おかず+ノンカロリーはメンバー5人で活動しています。変わった名前の由来は、元々別に組んでいたバンドがくっついたから。私と藍野さんの下の名前が同じ『かずお』。それをもじって『おかず』。他メンバーが『おかず』に加わっても音が邪魔しないという意味でノンカロリーとした」とギター&ボーカルを担当する山田和雄さん。他メンバーに、レキントギター&ボーカルの藍野和郎さん、ギター&ボーカルの小田公美さん、12弦ギター&ボーカルの布施正之さん、ベースの木下明彦さんの4人。ユニークなのはバンド名だけでなくライブのトークも同様だ。コーラスを重視し、綺麗なメロディラインを歌うスタイルを貫いている同バンド。歌唱力には定評があり、実力もバツグン!というのも、山田さんと藍野さんが以前組んでいたバンドはNHK放送のテレビ番組、オヤジバンドの殿堂である『熱血!オヤジバトル』に出演し、全国で3位になった経験があるのだ。ギターのアンサンブルと、歌声のハーモニーが劇場で混ざり合い、心地良い。「曲によって違うが、5人いるので仕上げるのに時間がかかることもある。みんなそれぞれ事情もあるので、練習に全員がそろうこともなかなか大変。その分、完成した時は嬉しいんだけどね」と山田さんは笑顔で話す。ライブ前、「緊張するよ」と話していたメンバーも、一度ステージに上がればリラックスした表情に。観客から手拍子が出るなか、さだまさしの『案山子』や活動地域である一宮町の秋を歌ったオリジナル曲などを歌いあげた。
 『おかず+ノンカロリー』は結成してまだ日が浅く、今の目標はオリジナル曲を増やすこと。「現在15曲ほどオリジナル曲を持っているが、半年くらいの間に倍近くにしたい」そうだ。また、「以前は障がいを持った方の施設を訪問したことがある。ヒアリングができればリズムに合わせて机を叩いてくれたりも。シニア世代は時間があるので、メッセージ性をもって、まだまだ現役でがんばりたい」と山田さんは強く話す。月3回、夜7時から4時間近く練習をしていて、アンサンブルにより力を入れていく予定だ。そして、「今後はコンサートを中心に活動しながら、また機会があればNHKコンテストにも出れたらいいな」と続けて笑顔を浮かべた。次回ライブは10月4日、長生村文化会館で行われる長生村バンドフェスティバルに出演予定。料金は無料。開場15時、開演15時半。

問合せ アスモ 木下さん
TEL 0475・25・5511

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