【東金市】人命救助に尽力した 高校生4人に感謝状

 1月21日、県立東金商業高等学校でJR東日本旅客鉄道会社より生徒4名に感謝状が贈呈された。同校3年の石橋友希さん(18)、大木香澄さん(18)、早川幸太さん(18)と2年の長谷川航也さん(17)は、昨年11月上旬に成東駅にてふたりの人命救助に尽力した。
  夕方5時半過ぎ、偶然同じ時間の総武本線を成東駅ホームで待っていたところ、電車が進入するほんの少し前に物音に気付いた。「初めは人が線路に落ちたのだと気づかなくて、ビニール袋か何かが飛んだのかと思いました。直後、電車の光がすぐそこまで来ているのに人が飛び込んだのを見て理解し、慌てて皆で引き上げました。ひとりでは怖くてできなかっただろうけれど、友達が一緒にいたので」と、当時を振り返る石橋さん。山武市在住の86歳の男性は視力が弱く、電車が停車中と思い踏み出したところホーム下に落下したが、救助後の診察では打撲などの軽傷で済んだ。
  そして4名が救助した男性はもう1名、東金市役所安全安心対策官の藤﨑直江さんだ。「まず男性を助けようと瞬時にホーム下へ身体が動きました。彼らには、男性だけでなく私自身も引き上げてもらったので命の恩人です」と藤﨑さんは語った。また同駅駅長の木川哲也さんも、「勇気ある行動に感謝します。現在、JRでは身体が不自由な人への『声かけサポート運動』を実施しています。今後ともぜひ同様のサポートをしていただくと共に、もし落下された人など発見されたら大きな身振りで両手、もしくはハンカチを振って車掌への合図をお願いいたします」と話した。

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