危機管理を知っていれば きっと未来が変わる【東金市】

 東金市役所で東金市危機管理監として勤務する藤崎直江さんは、10月に『事例で読み解く危機管理プロからの贈り物 実践から学ぶ―苦情対応・危機管理・公務員倫理等』を自費出版した。この、いわば危機管理等ハンドブックに記載されている内容は苦情対応や防犯管理、交通トラブルや自然災害時の注意点など多岐にわたっている。「私は42年警察官を務め、千葉県警を退職後に東金市にて採用されました。昨今は突発的な事件も多く、生活において危険は常に身近にあるのだと意識を高く持つことが必要です。同じ立場になったらどう対応すべきか、参考にしていただければと思います」と、藤崎さんは熱く語る。 
 掲載されている81の事例は、藤崎さんが市役所勤務にて体験、見聞きした内容。だからこそ、とてもリアルな反省教訓や留意点、対応策がまとめられている。そして、藤崎さんは「100冊制作し、無償で東金市教育委員会や市内の小中高の学校、山武市教育委員会などに寄贈しています。苦情対応や防犯、自然災害時など共通の悩みを生かし、問題が温かいうちに過失失敗を認めて対策を練ることが大切です」と、続けた。実際に寄贈を受けた人々からは、「実践的な教本が少ないので、若手の職員育成にも大変役立っている」と、好評の声が上がっている。咄嗟にどのような行動をとるかで命を救えることも少なくないはずだ。詳細は問合せを。

問合せ:藤崎さん Tel.080・7654・1138

●本プレゼント
『事例で読み解く危機管理プロからの贈り物』(B6判・132P)
 この本を1名様にプレゼント。ハガキ、FAX、メールにて、シティライフ・本プレゼント係まで。12/17(金)必着。
〒290の0056 市原市五井4874の1
Fax.0436・21・9142
mail: kiji@cl-shop.com

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】2024年4月『みんなとうたコンサート』にて 『南総ラ・ムジカ』は、オペラを愛する市民合唱団。睦沢町中央公民館で…
  2.  9月の森の中を歩いていると、遠目にも鮮やかな朱赤のキノコがありました。近づいてみると地面に白い卵のような壺、黄色いだんだら模様の柄、傘の裏…
  3. 【写真】つなぐ市にて、スタッフやボランティア、出店者の皆さん  ユニークなネーミングの『ほぼ道の駅ちょうなんプロジェクト』…
  4.  市原市根田にある浄土真宗本願寺派西光寺では、毎月『みんなの寺カフェ』が開催されている。副住職の吉弘一秀さんはこの活動について、「毎月様々な…
  5. 【写真】 小出市長と南雲氏の対談  市原市は、2026年からの新たな総合計画を策定するため、市民との対話をスタートしました…
  6. 【写真】撮影:影山惠子  来月9月23日から、ちはら台フォトクラブの創立10周年記念写真展が開催されます。同クラブは月1回…
  7.  動物たちを飼うには、彼らが生涯、安心して暮らせる環境が求められています。捨てられて保健所に捕獲されたり、個人の多頭飼育崩壊などで持ち込まれ…
  8.  国道297号線(大多喜街道)を牛久から大多喜方面に下って行き、米原ゴルフ倶楽部の先の右側の小高い丘の上、田圃にかかしが居ます。周りにロープ…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】つなぐ市にて、スタッフやボランティア、出店者の皆さん  ユニークなネーミングの『ほぼ道の駅ちょうなんプロジェクト』…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る