男の料理 ダンディークッキング~今日も美味しくできました!~【茂原市】

 毎月第1土曜日、茂原市中央公民館にて男性だけの料理教室『ダンディークッキング』が開かれている。1990年に開催された茂原市主催のシルバー料理教室を母体として自主グループが設立され、1995年に名前を『ダンディークッキング』とし、27年が経つ。現在60~70代の26名の会員が、三角巾にエプロン姿で料理に親しんでいる。

6月4日のメニューは『ハヤシライス・鰯の生姜煮・大和芋とオクラの酢の物』の3品。講師の関野和子さんは「季節のものを取り入れて、バランスのとれたメニューを考えています」と話す。教室の始めには、関野さんがレシピについて時間をかけ説明する。くし切りや細切りといった野菜の切り方や計量スプーン・計量カップの使い方、落としブタとは何かなど、細かな解説も丁寧だ。熱心に聞くメンバーからは、「デミグラスソースはどうして濃いきつね色になるのですか」「酢で洗うとはどういうことですか」などと質問が上がった。次に調理台でイワシのさばき方の注意点をきいた後、メンバーは班に分かれて調理を開始。「今日のメニューはイワシをさばくのとデミグラスソースがあるので、いつにも増して難敵です」と慌ただしく動き回り、どの班も約2時間で3品を作り上げた。コロナ禍のため、調理したものは試食せずにタッパーに入れ持ち帰る。「この日ばかりは妻が何も作らなくていいので、喜んでくれています」と家族の評判も上々だ。

「みなさん、なかなかの腕前ですよ」と関野さんが言うように経験豊かなメンバーも多く、同じ調理台を囲む初心者をうまくリードしている。みんな「教室は楽しい」とにこやかだ。「料理を始めて、作る人の苦労がわかるようになりました。今では1日3回の皿洗いは必ずするようにしています」など、家事に対する意識が変わったと口にするメンバーは少なくない。これまでの印象深いメニューを尋ねると、「ショウガがかくし味の具がぎっしり詰まった春巻きは我が家の定番になりました。孫が来るといつも作っています」「カレーは家で作るのと違っていろいろなスパイスを使ったので、妻も興味を持っていました」と、エピソードにも事欠かない。教室設立時からのメンバーは、「思い出深いのはサバの味噌煮や肉じゃがで、先生に基本をしっかり教えていただきました」と振り返る。

『ダンディークッキング』は会員を随時募集中。時間は13時半~16時半。今後予定のメニューは、祭り寿司・シュウマイ・グラタンに親子丼など盛沢山。年齢制限はなく、体験受講もできる。詳しくは問合せを。

 

問合せ:ダンディークッキング・野村さん
Tel.090・4590・4360

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  5月26日(日)、市原市市民会館の大ホールで『第17回 シニアアンサンブル全国大会 創立25周年記念』が開催される。主催はNPO法人全日本…
  2. 【写真】メインビジュアルデザイン:岡﨑 真理⼦(REFLECTA, Inc.)  千葉県誕⽣150周年記念事業の⼀環と…
  3.  初夏のこの時期、夕暮れから夜にかけて「ホッホウ、ホッホウ」と繰り返す声を耳にすることがある。アオバズクの鳴き声だ。木の樹洞を巣にするので、…
  4.  移住者の視点で、いすみ市と周辺の魅力的な場所をまとめたガイドブック『田舎歩き方・ 暮らし方♯1 千葉県いすみ市とその周辺2024』が4月2…
  5.  ティラノサウルス、トリケラトプス親子、ベロキラプトルなど、紀元前3000年前に存在した巨大な恐竜たちが千葉港に大集結。  リアルな恐竜ロ…
  6.  文学を愛する仲間たちが発刊する文学同人誌『槇』。46年前の1977年(昭和52年)に設立された『槇の会』が発行している。  同会は、『雪…
  7. 【写真】アブドゥルラーマン・アブダラ『最後の3人』(平三)  千葉県誕生150周年記念事業『百年後芸術祭~環境と欲望~内房…
  8.  市原湖畔美術館では、百年後芸術祭|内房総アートフェス|の一環として『ICHIHARA×ART×CONNECTIONS|交差する世界とわたし…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  5月26日(日)、市原市市民会館の大ホールで『第17回 シニアアンサンブル全国大会 創立25周年記念』が開催される。主催はNPO法人全日本…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る