街のオアシス 更級公園の健康遊具でフィットネス
- 2014/2/7
- 市原版

スポーツテストで身体能力チェック
久しぶりに暖かい陽気に恵まれた1月末の午後、上総更級公園芝生の広場で、『公園内健康遊具を使った教室等の開催』(主催・市原市造園緑化協同組合)が行われた。
内容は、園内に設置された健康遊具の使用法の説明と実演、市原市スポーツ振興課の職員によるスポーツテスト、市内で活動するピンポイントテニス『イチョウクラブ』のメンバーによる指導・体験だ。
参加費無料で気軽に参加できるが、平日だったため、シニアが多数を占めた。男女の割合は約半々。受付のあと、まずはラジオ体操をして、園内の一角に置かれた健康遊具の前で説明を聞く。そして製作会社の担当者が実際に使用してみせた。
一応、『フィットネスゾーン』と表示板があり、そこに「スタート ウォーミングアップトレーニングクールダウン」と7基(背伸ばし運動・ぶら下がり運動・踏み台昇降運動・ジャンプ運動・うんてい運動・前屈運動・腹筋運動)の使用順と各遊具の使用例の絵が入っているので、これを参考にすればよい。今回は具体的にアドバイスも聞けた。
担当者は「ここにかかれた順番でやらなくてもOK。最初から頑張りすぎないで。いきなりハードにやって身体が痛くなり、やめてしまうパターンもある。徐々に回数を増やすように」と注意も。更に、「子どもの遊具だと思っている人もいるが、この遊具はサイズ的に大人を対象にした健康遊具。最近、こうした健康遊具が各地の公園で増えてきているが、この公園のように7基もまとめてあるのは珍しい。是非、健康増進に役立ててほしい」と話した。
次にスポーツテスト。血圧を測り、健康状態についてのアンケート用紙に記入して開始。項目は、握力・上体起こし・長座体前屈・反復横とび・急歩・立ち幅とび等。
参加者の皆さん、計測後「若い時から体かたかったけど、もっとかたくなった~」、「足が思うように動かない!」とぼやいたり、「けっこう動けるもんだ」、「日頃からウオーキングで鍛えてるから、年の割にはいいんじゃない」と満更でもない様子の人も。
テスト終了後、『得点表および総合評価』の用紙と照らし合わせ、体力年齢を確認。ここでも「うわ~、体力年齢が○歳も上だ」という悲鳴が上がったり、「年より若い体力年齢です!」と喜ぶ姿も見れた。
更に、元気な皆さんは会場で同時開催しているピンポイントテニスの体験にも挑戦。『イチョウクラブ』代表の長与勝康さんの指導を受け楽しんだ。後半には、小学生男子数名も参加したいと加わり、盛り上がりをみせた。
「幼い子どももお年寄りも、また下肢が不自由な人もできるスポーツです。小学校でも使ってもらえたら」と長与さん。試行錯誤して10年ほどかけて、廃材を利用し手作りで現在の形になったマシーン。
随時、メンバー募集中。毎月第2(日)13~15時は国分寺公民館の体育館で、偶数月の第2(日)11~13時は更級公園で活動。入会希望者は、長与さんへ
TEL 090・3338・5692(20~21時の間に)
寒い時期は運動不足になりがち。是非、気軽に立ち寄れる上総更級公園で、散歩やウオーキング、プラス健康遊具を使って元気な身体をつくろう。
Warning: Attempt to read property "show_author" on bool in /home/clshop/cl-shop.com/public_html/wp-content/themes/opinion_190122/single.php on line 84