やっぱりお餅は、つきたてが一番!

 2月20日、市原市海保にある、みかん農園『房総十字園』で『田舎で餅づくり体験』が行われ家族連れなど26名が参加した。主催は(一社)市原市観光協会。本来は薪を使って火をおこし、市原産のもち米を炊くところから始める予定だったのだが悪天候のため杵と臼で餅をつくところからスタートした。
 同園の苅米幸男さんが餅を丸め、「ヨイショー、ヨイショー」という掛け声に合わせ順番に杵で餅をついていく。親子一緒に杵を振り上げる人もいれば、「おも~い」と言いながら小さな体で頑張る幼児も。何度もつくうちに餅は滑らか、ツヤツヤに。そして蒸したて、つきたての餅を食べる大きさに丸めていく。「びよーんと伸ばさずに卵くらいの大きさにちぎる。そしてザラザラしたところを裏側にグルグルと巻き込んで」苅米さんが作り方を説明するも、子どもたちも一緒に好き好きに丸めたものだから大きさは大小バラバラ、でこぼこしたイビツな形。しかし遊び心いっぱいの餅が木箱に並んだ。味付けは、きな粉、あんこ、大根おろし醤油をお好みでかけて食べる。地のりを盛った味噌汁も振る舞われ、「お餅、とっても柔らかい!」、「ほっぺたが落ちるほど美味しい」と参加者。
「ガスや電気がなくても、石でかまどを作って薪で火を焚き調理ができることを伝えたくて。災害時にも役立つでしょう」と苅米さん。最後に、みかん畑で土産の甘夏みかんを収穫。同園のペット、ミニチュアホースと触れ合うこともでき、参加者、特に子どもたちは始終ニコニコ。満足した様子だった。


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