七夕の街でウォークラリー
- 2014/6/27
- 外房版

茂原市立西小学校をメイン会場に東日本大震災復興チャリティを兼ねた第11回千葉県ウオークラリー大会が6月1日に開催された。主催は25周年を迎えた茂原レクリエーション協会(会長山口律さん)。千葉国体が開催された4年前には千人以上の参加があったという。速さを競うわけではないので開催地の風景、歴史や文化をゆっくり楽しみ自分のペースで歩ける野外ゲームだ。
茂原市の最高気温31度を記録した当日、ベビーカーを押す家族から最高齢89歳まで115組417人が参加した。4コースのなかには車椅子で回れるルートもある。マスコットキャラクターモバりんの応援するなか、午前9時半から3分置きに各グループが出発した。実行委員長江澤博文さんお薦めの茂原公園を通るゆったり公園めぐりコース(2キロ)は5年生の女の子2人と母親が先陣を切ってスタート。コース図を手に校門を出て北側に向かい鷲山寺に到着した。初参加とのことでチェックポイント探しにとまどうが、仁王門で解答を見つけた。コース図に導かれ藻原寺に着くと、課題の石碑をお寺裏手に発見。答えが『西町水道源泉の址』とわかり、ほっとして水分補給した。再び歩くと桜の名所百選の茂原公園に出た。弁天橋をわたり、汗を拭きながら公園を一巡り。大黒様のある妙弘寺で最後の解答を確認して小学校へ。しかし、ゴール前には観察ポイントのクイズが待っていた。スタッフにヒントをもらいながら先ほど行った鷲山寺について『元禄津波供養塔』、『日蓮上人』など答えを記入してようやく完歩となった。
一方、7月25日から27日に行われる七夕祭りのメインロード旧商店街の榎通りや昌平町通りを歩くのは七夕の町並みコース(5キロ)。茂原駅から出発、チェックポイントは鯛提灯で有名な茂原八坂神社や天然ガス貯蔵場跡が残る昌平町稲荷神社など。観察ポイントの八幡神社をひと回りし、天の川の愛称のある豊田川の遊歩道を歩いた。祭り当日に約2千本の竹筒に明かりが灯される場所である。白子町からきた小学生たちは「あと10キロ大丈夫」と元気よく進み、スタッフとジャンケンをすると加点される地点を通過、県立茂原高校裏を回りゴールした。3.5キロの田園や里山を歩く2コースは鳥の声や姿を確認するクイズも出され、自然観察力も必要とのこと。
校庭で表彰式を待つ間にネイチャーゲーム、昔遊び、茂原市文化国際交流振興会による野点も行われ、スタンプラリーで賞品が得られる。表彰式では『悠久絆連』がよさこいソーランを披露。茂原市長らの挨拶などで終了した。
問合せ 茂原レクリエーション協会(江澤さん)
TEL 0475・24・8482 (夜間)
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