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こでまりの夢
- 2016/9/16
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「早起き・外遊び・スキンシップ」
幼児期に大切だと言われている育ちの中で、脳を充実させる「セロトニン」を豊かに活性させるというものがあります。セロトニンは心を豊かにする『幸せホルモン』とも呼ばれています。セロトニンを増やすキーワードは8つあり、早寝早起き、適度な日光浴、適度な運動、よく噛む、スキンシップ、トリプトファンを含む食品を食べる、腸内環境を整える、それらを継続することだそうです。どれも大切ですが、子どもの場合は、「早起き・外遊び・スキンシップ」を特に行うと良いそうです。子どもは、早起きして外遊びをたくさんすれば、自然とお腹もすいてきます。バランスの良い食事をよく噛んで食べることで消化吸収もよくなり、セロトニンが豊かになって夜もぐっすり眠りにつけるでしょう。
反対に、子どもの生活の乱れは「切れやすい脳」になりやすいとも言われます。生活の乱れはセロトニンの分泌が少なくなり「共感脳」が育ちにくくなるためで、他人の気持ちを理解しにくい脳になるそうです。言葉が話せない赤ちゃんでも、スキンシップや表情、声のトーンなどの言葉以外のコミュニケーショで共感脳は育ちます。
一人で頑張りすぎているママは、ヘルプを出すことも必要です。保育園や子育て支援センターを利用してみてもいいと思います。大切な時期だからこそ、ママ自身も心に余裕をもって子育てしていただきたいですね。
中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生まれ。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。ありんこ親子保育園理事長。エッセイスト。
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