バリアフリースポーツ教室がクリスマスフェスタ開催

バリアフリースポーツ教室がクリスマスフェスタを開催

 昨年12月23日、三和コミュニティーセンターサンハート体育館でバリアフリースポーツ教室によるクリスマスフェスタが開催された。バリアフリースポーツ教室は、市原市心身障害者福祉団体連絡協議会の傘下で、障がい者を対象に障がいスポーツを毎月第4日曜日に定期的に行っている。12月の教室をクリスマスフェスタとしたのは2回目。今回は前半にボールを使った競技、後半に千葉県警察音楽隊の演奏と約2時間半の内容。競技は、紙を丸めて作った掌サイズのボールを円の中心に掲げられた逆さまの傘の中に放る玉入れのようなものと、一列に並び80センチの大玉を前後に送り返すものの2種類。色分けのチームで対抗し、体育館に歓声が広がった。警察音楽隊の演奏は8曲に及び、司会者の軽快なトークを交えながらクリスマスソングやエレクトリカルパレードなどを熱演。参加者は手拍子をしながら各々に歌詞を口ずさんだ。同協議会会長の佐藤通安さんは、「スポーツ教室を始めた8年前はケガを危ぶむ反対の声もあったが、今は参加者も年間700人近く。ここまで広がりを見せたことは嬉しいが、これからさらに健常者と障がい者のスポーツの差を狭めたい。時間と場所を確保するのが課題」と話す。最後はサンタクロースがお菓子を配り、体育館をクリスマス色に染めた。

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