春の薬膳料理で心身をリフレッシュ!
- 2013/6/7
- 市原版
春の薬膳料理で心身をリフレッシュ!
4月26日(金)、加茂公民館の『春の健康薬膳料理』講座に15名の受講者が参加、体調不良を起こしやすい季節への対策を学んだ。講師は木村みどりさん。
実践料理は白身魚の若竹蒸し、カレーピラフ、しじみと小松菜のチャウダー、白キクラゲと果物のサラダの4種類。「春は人間の体の機能が活発になる。環境の変化にともない情緒不安定になりがち。さらに風が多い春は、風が上に吹き上がるように頭や顔など体の上部の調子も崩しやすい。そこでバランスを整えながら気分を落ち着かせる食材をとって心身のリラックスを第一に考えましょう」と木村さん。
精神を安定させる食品は、貝類、春菊、セロリなど。肝臓に働きかける食品はレバー、小松菜、海草、イチゴやクコの実など。解毒作用のある食品は小豆やセロリ、春の山菜である蕗、ワラビ、タラの芽など。「白キクラゲなんて初めて見た」、「しじみの代わりにあさりでも作れるね」と食材を手早く調理しながら話す受講者達。
一見薬膳ではないと思うカレーピラフにも、カレー粉の主成分であるターメリック、通称ウコンに血行促進や脳の老化を抑え肝機能を高める成分がある。またひじきを加えることで食物繊維を増やし、貧血予防効果狙う工夫も。
完成すると、皆「若竹蒸しのワカメに味がしっかりと染みこんでいる」、「フルーツサラダの色合いが綺麗!」、「小松菜のチャウダーなんて初めて食べたけれど美味しい」など感想を言い合いながらテーブルに並んだ料理を何枚も写真に収めていた。これで健康間違いなし!