子どもが反抗期を迎えたら…
- 2013/8/2
- 市原版
子どもが反抗期を迎えたら…
6月23日(日)、南総公民館主催『子育て特別講座 反抗期に向き合う』が行われた。講師の学校運営アドバイザー長嶋武男さんは市原市内の校長を歴任し、数々の中学校や青少年指導センターでいろんな問題を抱えた子どもたちと向き合った自らの体験を語った。
子どもが反抗期を迎えた時に家族はどう対応したらよいのか?。反抗期は、主に第1次成長期(0歳から3歳)、第2次成長期(13歳から15歳)に分けられる。第2次成長期は両親に秘密をもつ年代になり、急激に自我感情が強くなる。大人の言動や兄妹のなかで親の対応が違うなど、大人の反応を子どもたちは敏感に感じとる。だからこそ会話が大事になる。例えば子どもの話に耳を傾ける、思いを共感する、会話をするときは大人も心の余裕を持って接すること等がポイントとのこと。
「突然、中学の時に娘が一切口を利かなくなった」と長嶋さん。今まで何でも話(相談)をしていた我が子が急に態度が変わる。本当は、なんでも親に相談し頼って欲しいというのが本音だが我慢し見守り続けた。この頃、親も『子離れ』をする時期になる。また自分の子どもだけでなく、地域で協力し子どもたちを育てることも大事だという。「いつでもあなたの味方よ」と誰かが見守り続けているとわかれば、子どもたちは安心すると語った。(田中)