介護保険について学ぼう

介護保険について学ぼう

 7月19日(金)、五井楽学塾『介護保険 支えるとき利用するとき』(五井公民館主催)が行われた。介護保険の加入者は、第1号被保険者(65歳以上)と第2号被保険者(40歳から64歳)の2種類に分かれ、介護サービスを利用できる条件も異なる。
 講師の川崎八重子さん(千葉県金融アドバイザー)は、テキストとなる『介護保険』(市原市)の冊子に添って、介護保険制度のしくみ、利用や申請のしかた、利用者の負担額等を分りやすく説明した。要介護認定(どのくらいの介護が必要か)の訪問調査ときには、心身の状況について本人や家族から聞き取り調査を行うのだが本人が「よく見せたい」という心理が働き、普段できないことをできると伝える人が多いという。そんなときは「本人のいない場所で家族が担当者に、実は普段はこうですと伝えることが大事」と川崎さん。認定結果によって受けられるサービスが違うからだ。また、かかりつけの病院を決めておくと良いとのこと。
 各区市町村には地域包括支援センターがあり、保健師、社会福祉士、主任ケアマネジャー等が中心となり総合相談・支援、介護予防ケアマネジメント等地域の高齢者の総合的な支援を行っているので利用すると良いとのアドバイスも受けた。川崎さんの体験談なども語られ、参加者たちはメモを取るなどして聞き入っていた。

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