心温まる手づくり品

 いちはら市民ネットワークギャラリーで中島己枝子(みえこ)さん(75)の手工芸作品展が4月に行われた。押絵からグラスアート、人形、カーディガンや帽子などの編み物、バッグ、ミニチュア着物まで、実に多種多様の作品ラインナップに目を見張る。
 スポンジをくるんだ布地で立体感のある絵を作り出す押絵のモチーフとなっているのは、思わず頬ずりしたくなるような可愛らしい表情の動物たち。動物が大好きだという優しげな中島さんの人柄がよく表れている。心癒される表情は「目の位置が少しでもずれるとカエルがタヌキになってしまう」と笑う一方で「買っていただくものなので、失敗は許されない」と製作への厳しい姿勢とこだわりから生まれている。  
 ガラス製のティッシュボックスや行灯に、アニメキャラクターや浮世絵にあるような見返り美人が描かれているグラスアート作品も素敵だ。華やかなミニチュア着物は、娘さんの七五三の着物を素材に作り始めたのがきっかけだという。ハスやホオズキなど天然素材を利用した、ちょっと面白いオブジェも。見る人の心がほんわりと温かくなる、そんな作品世界の新たなる広がりに期待したい。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…
  2.  市原市不入の市原湖畔美術館にて、企画展『レイクサイドスペシフィック!─夏休みの美術館観察』が7月20日(土)に開幕する。同館は1995年竣…
  3. 【写真】長沼結子さん(中央)と信啓さん(右) 『ちょうなん西小カフェ』は、長生郡長南町の100年以上続いた小学校の廃校をリ…
  4.  沢沿いを歩いていたら、枯れ木にイヌセンボンタケがびっしりと出ていました。傘の大きさは1センチほどの小さなキノコです。イヌと名の付くものは人…
  5. 『道の駅グリーンファーム館山』は、館山市が掲げる地域振興策『食のまちづくり』の拠点施設として今年2月にオープン。温暖な気候と豊かな自然に恵…
  6.  睦沢町在住の風景写真家・清野彰さん写真展『自然の彩り&アートの世界』が、7月16日(火)~31日(水)、つるまい美術館(市原市鶴舞)にて開…
  7.  子育て中の悩みは尽きないものですが、漠然と考えている悩みでも、種類別にしてみると頭の整理ができて、少し楽になるかもしれません。まずは、悩み…
  8.  市原を中心とした房総の地域歴史を調査・探求している房総古代道研究会は、令和6年4月、会誌『房総古代道研究(七)』(A4版82ページ)を発刊…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1. 【写真】教室の講師と子どもたち  JR浜野駅前と五井駅前でダンススタジオを経営する堀切徳彦さんは、ダンス仲間にはNALUの…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る