ピアノカルテット フランスの響き~絵画と詩とともに

 8月6日(水)18時30分から、市原市市民会館小ホールにて、『ピアノカルテット フランスの響き~絵画と詩とともに』(主催/仏蘭西の響き実行委員会・後援/在日フランス大使館他)が開催される。本公演は会津若松公演のあと、東京オペラシティリサイタルホールでの東京公演の前に行われる市原公演。
 奏者はピアノが飛澤直子さん。各国際コンクールで入賞し、10年のフランス生活の後、現在日本で活動中。ヴァイオリンは小林多美子さん。フランス国立リヨン交響団首席第二ヴァイオリン奏者。チェロはフレデリック・デュテイユさん。リヨン市国立音楽院チェロ科教授であり室内オーケストラ首席チェロ奏者。そしてヴィオラが以前、紙面でもご紹介した市原市出身の大矢章子さん。リヨン国立歌劇場管弦楽団のヴィオラ奏者で、ヨーロッパ各地で活躍中。
 今回は一流奏者の演奏に加え、フランス語の朗読と絵画がステージに新たな魅力を添える。「光を表す『ラ』の音を主体とするイ短調、イ長調の曲を集めました。19世紀から20世紀にかけてのフランス音楽の表現の一つである、多くの転調が含まれ、様々な色に変わり情緒豊かな、とてもロマンティックな曲。そこに、同世代の詩人たちの暗唱したくなるようなフランス語の詩を、演劇とフランス文学を専攻している女子高校生、ジュスティーヌに朗読してもらいます。更に、曲が醸し出す豊かな色彩の世界を視覚からも感じていただこうと、毎年3カ月リヨンに滞在し、フランス印象派絵画の影響を受け、癒しをテーマに描き続けている林果さんの絵を舞台に飾ります。19世紀末期から20世紀初頭にかけて、フランスにいた作曲家たちがどのような世界を描いてきたのか。その抽象的な世界を身近に感じてもらえたら」と大矢さんは話す。

チケットは市原市市民会館チケットセンターで販売中(一般2800円・学生1500円)
問合せ 仏蘭西の響き実行委員会・代表 横山さん
TEL 0436・41・5653

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