ナツメロックでノリノリ
- 2013/9/13
- 市原版

ナツメロックでノリノリ
「以前は東京まで演奏会に出かけたが、今は体力もお金もない。楽しみにしていた」と70代のご夫婦がやってきたのは菊間コミュニティ・保健福祉センターで開催されたロビーコンサート。ブラスバンド、邦楽などさまざまな演目で年4回開催され今夏で28回目となる。昨夏に引き続き出演したのはロックバンド『STEED(スティード)』。メンバーは社会人ばかり。通常のバンド編成にサックスが加わり、さまざまなジャンルの曲を福祉施設や五井大市で演奏してきた。
南国風のコスチュームで職員が雰囲気を盛り上げるなか、80人近く集まった来場者の前に現れたのは細身のボーカル。越路吹雪の『サントワマミー』や美空ひばりの『真赤な太陽』などの懐かしいヒット曲をロックのメロディで歌い上げ、特設ステージを走り回った。
同センター担当者が「視聴覚室からもれてきた練習音を聞き、出演要請した」というだけあってドラムやベースも絶好調。聴衆は聞き覚えのある曲に口ずさんだり、体を揺らしたり。サービス満点のパフォーマンスに拍手を送った。「みなさんの笑顔サイコー」とボーカルが叫んでアンコール曲が終了すると、「やっぱり生演奏はいいな」と男性がかけより握手をもとめた。
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