あなたの行動が、1人の命を救えるかも

 3月7日(土)、国分寺公民館主催で『普通救命講習』が開催された。講師は国分寺公民館近くにある中央消防署より救急救命士の小田島朋宏さんと消防隊の相葉和哉さん2名。15名の受講者はいざという時役立つ知識と実技に真剣に耳を傾け、3時間の講習後に修了証を受け取った。
 前半は、応急手当の基礎知識をテキストに添って勉強。「救急車が来るまでの時間は平均して8分です。その間、いかに救命処置を行ったかで、その後の命に関わります」と小田島さん。救命処置として『心配蘇生とAEDの使用手順』を学び実践する。胸骨圧迫では、「肘をもう少し伸ばしてください。力が入らないなら身体全体の体重をかけるように」と小田島さんが丁寧に指導をして回る。『強く・速く・絶え間なく』の動作が必要な胸骨圧迫に、受講者は「短い時間でも長く感じますね。体力もかなり使うし、命の問題だと思うと講習でも緊張しました」と話す。また、AEDという機械の存在を知っている人は多くても、実際に使用する機会はほとんどない。一連の流れを訓練することは貴重な体験になったはずだ。
 他にも、腹部突き上げ法や背部叩打法による気道異物の除去、乳児の救命処置の手順、怪我をした際の止血法などの説明もあった。急病人を目の前にした時、とっさに的確な判断を下すことは難しい。ただ、「主人が心臓の病気を持っているので、以前から不安に思うこともあって参加しました。とても勉強になりました」と話す受講者もいるように、身近で必要な知識であることは間違いない。

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