前田麻里作品展開催中!

演劇ユニットとのコラボ作品 市原初展示

 小湊鉄道飯給駅前にある『ギャラリーいたぶ』で、5月10日までの土・日曜(10~16時・入場無料)、市原市在住の洋画家・前田麻里さんの作品展が開催されている。
「忘れかけていた大切な何かを思い出させてくれるような心あたたまる画風」と、全国各地で作品展を開催しファンも多い。これまでにも地元市原で作品展を開催してきたが、今回、特筆すべきなのは、通常ならデパートで初お披露目する新作を、今回、地元の皆様へまずと、新たな挑戦、越前楮和紙に描いた作品を展示していること。和紙に描くことを考え、長い年月をかけて構想を練り、生み出した技法で展開された花シリーズは、小品ながら鑑賞者を魅了するもの。
 更に、昨年12月、東京芸術劇場で行われた演劇ユニット テトラクロマット第2回公演『花の下にて』コラボレーション原画作品6点も展示。劇場で公演期間中に展示された150号の作品は、演出家に「舞台の格が上がる」と言わせたほど。
 是非、この機会に前田麻里さんの新しい作品世界を堪能しに出かけてみては。ギャラリーでは前田さんのミニアートやクリアファイル、画集、ポストカード等の販売もしている。また、同公演のDVDの放映も見られる。 
 前田さんは「数年前にテトラクロマットの皆さんが撮影のため、小湊鉄道の上総大久保駅に訪れ、その際に脚本家の坂口さんと私の絵との出会いがあった。そのご縁で今回のコラボ絵画が誕生した。花の季節に、この里山に囲まれたギャラリーで、原画の大作を楽しんでいただけたら」と話す。    

問合せ ギャラリーいたぶ
TEL 0436・96・0011

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ


今週のシティライフ掲載記事

  1.  市原市は市制施行60周年を記念し、『エンジン01(ゼロワン)in市原』を2024年1月26日(金)~28日(日)に開催する。先月8月25日…
  2.  マザー牧場(富津市)では、ひと足早く秋先取りの絶景が登場。まきばエリア 『花の大斜面・東』にて、 2年目となる『コキア』が9月上旬より紅葉…
  3.  心ない行動や言葉が、人を追い詰め事件になるケースも多い昨今。この本『慈雨』の筆者・大木太枝(たえ)さんも、20数年前、愛する家族が他人の中…
  4.  9月30日(土)・10月1日(日)の2日間、上総更級公園や上総大路などで、『上総いちはら国府祭り』が4年ぶりに開催される(主催:上総いちは…
  5.  絵本作家の五味太郎さんが書いた本に『じょうぶな頭とかしこい体になるために』という本があります。「何をしたいか自分でもよくわからないんだ」と…
  6.  今回から前後編で、世界に名を轟かせた黒澤明監督に関するお話です。黒澤明:1910年(明治43年)3月23日生~1998年(平成10年)9月…
  7.  牛久石名坂1号墳跡は、市原市のほぼ中央に位置し、国道が縦横に走る養老川中域の標高37メートルの河岸段丘上にあります。周囲には大小の古墳が9…
  8.  8月21日から23日の3日間、野田市にある江崎グリコ株式会社の工場見学施設『グリコピアCHIBA』にて、小学生とその家族を対象としたワーク…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  9月30日(土)・10月1日(日)の2日間、上総更級公園や上総大路などで、『上総いちはら国府祭り』が4年ぶりに開催される(主催:上総いちは…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る