お年寄りのアイドルデビュー舞妓べりんず

 6月20日、NPO法人『千葉市原を活性化する会』(市活会)と小中学生のダンスグループ『ぷっちんべりんず』が市原市二日市場にあるケアハウス向日葵を訪問した。普段はベリーダンスを踊り病院や施設を慰問する子どもたち。今回は市活会の協力を得てあでやかな着物姿の『舞妓べりんず』として登場した。
 同会邦楽倶楽部の阿部正子さんや81歳の佐藤康子さんの歌う昭和のヒット曲やご当地ソングに合わせ、子どもたちが日本舞踊を披露すると客席からは「かわいい」の声。振り付けは自分たちで考えたそうだ。盆踊り『姉崎音頭』を歌うのは80歳の征矢文利さん。新舞踊の『高山なかよし会』とともに舞妓たちが客席の間を練り歩くと入所者も一緒に手足を動かした。
 後半のエキゾチックなベリーダンスにもお年寄りの目は釘づけ。「べっぴんさん」と声をかけた男性も「とても上手」と話した87歳の女性も笑顔で拍手。最後に手話とともに『ふるさと』を合唱すると涙をぬぐう人もいた。
 出演者、裏方を務めた茶道の『葵会』や着物教室をつないだ同会代表岩井久美子さんは「音楽活動でみんなの夢を形にし、地域活性化したい。楽しんでもらうだけでなく出演者の生きがいにもなる」と明るく話す。同会は8月29日に恋フェスタin梨の木公園も主催する。

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