季節のスケッチ

俳画と文 松下佳紀

 ある晩、ひとり埠頭に立ったことがある。ゆれ動く海面を見ていると、得体の知れぬものがぬうっと出てきて私を引きずりこむような気がして恐くなった。海坊主!一瞬私は思い、あとずさりした▼人は暗闇に対すると恐怖心から怪異なものを想像する。また見たように錯覚する。幽霊、妖怪などは江戸時代から今日に至るまで物語や絵画に登場する。本当に恐いもの、愛敬のあるものなど、種類は無数だ。幽霊や鬼、河童やろくろ首など、現代人はその実在を信じない。が、好奇心を満たす架空のものとしては容認する▼ところで映画に登場したゴジラは単なる好奇心の枠に収まらない想像と創造の生み出した巨大な怪獣だが、あれも妖怪の仲間だろうか?

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1. ☆佐藤春治さん(2回目) ☆篠田昌弘さん(1回目)  市町村別のゴルフ場の数で日本一を誇る市原市。市内全32カ所33コースを巡るスタンプラ…
  2. 『NPO法人 竹もりの里』は、里山保全の観点から放置竹林問題に取り組んできた。今年9月には長南町の旧長南幼稚園跡地に『竹の駅ちょうなん』を開…
  3. 「晴れたら市原、行こう。」をコンセプトに、2014 年からトリエンナーレ形式で開催されてきた「いちはらアート×ミックス…
  4.  毎年この時期「ヒッ、ヒッ、ヒッ」の澄んだ良く通る声を聞くことがある。もうすぐ冬がやって来ると感じさせてくれる冬鳥のジョウビタキの声だ。スズ…
  5.  市原市ちはら台には、およそ180基の古墳があり、その中の牧園自然公園の一角には、前方後円墳の33号墳がある。全長42m、墳丘はテラス状の段…
  6.  今年の夏、東京2020大会が開催されました。実際に観戦することはできませんでしたが、テレビの前で、選手たちに熱い声援を送った人も多かったこ…
  7.  関東で最も遅く11月下旬から12月にかけて見頃が訪れる紅葉の名所、養老渓谷。関東近県などから訪れる人に好評なのが、里山トロッコが走り、最寄…
  8.  9〜10月、大スズメバチが何匹もの仲間と共に、ミツバチの巣箱を襲いにやってきます。毎日次から次へと飛来し、巣箱の周りを飛び交いながらミツバ…
  9.  11月28日(日)まで、千葉市中央区にある千葉県立中央博物館では特別展『バラのすべて』が開催されている。館内のメイン会場ではバラの植物学や…
  10.  都内六本木の国立新美術館にて、11月21日(日)まで『第8回日展(日本美術展覧会)』が開催されている。日本画、洋画、彫刻、工芸美術、書の5…

ピックアップ記事

  1. ☆佐藤春治さん(2回目) ☆篠田昌弘さん(1回目)  市町村別のゴルフ場の数で日本一を誇る市原市。市内全32カ所33コースを巡るスタンプラ…

おすすめ商品

  1. SG-507 ユネスコ世界遺産 フィルム 名入れカレンダー

    世界の自然や遺跡を厳選 – 豪華版・ユネスコ世界遺産シリーズ 1-2月/マチュ・ピチュの歴史保護区…
  2. TD-288 卓上L・大吉招福ごよみ・金運 名入れカレンダー

    金運の黄色と金箔「金運上昇八卦鏡」のW効果!驚異の金運力!金運上昇八卦鏡。 風水で八卦鏡とは、邪悪…
  3. SG-951 卓上 デスクスタンド文字(SB-324)名入れカレンダー

    【人気商品】卓上名入れカレンダーの超ヒット商品! 高級感が漂うシンプルデザイン。重量感のある厚紙を…
  4. SB-103 金澤翔子作品集 名入れカレンダー

    気鋭の書家、金澤翔子さんによる書下ろし作品集。 先天性の障がいを持って生まれた少女が書と出会い、才…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る