手間をかけずに柔らかい煮込み料理を

 圧力鍋の使い方を学ぶ『時間短縮料理』の講座が、戸田コミュニティセンターで6月19日に開催された。講師は韓国料理の講座なども担当する金坂千枝子さん。参加者12名が、圧力鍋でつくる豚バラ肉チャーシューとサンマの梅煮にチャレンジした。
 金坂さんは「圧力鍋は、20分火にかけたら20分置いて圧を下げる、というように使います。普通の鍋だと弱火で5?6時間かかる肉の固まりが、その約1時間で仕上がります」と説明。圧力鍋は食材を柔らかくするためのもの。味は冷めるときに染み込むので、一晩おいておくのが良いそうだ。
 まずはチャーシュー。豚肉のブロックを湯通しし、圧力鍋に調味料、水、ショウガなどを入れ、沸騰させる。圧力鍋は水分が足りないと焦げるため、多めの煮汁にするのがコツ。豚肉を入れ、きっちりフタをして加熱と加圧。蒸気があがったら中火にし20分。火を止めたらフタも触らずそのまま、さらに20分かけ圧を下げる。その間にサンマの内臓を取るなど下ごしらえして梅煮の準備。薄切りショウガと梅干し、調味料を圧力鍋へ。沸騰したらサンマを入れ15分加圧。火を止め、豚肉同様放っておく。「火を見なくていいのが圧力鍋。タイマーをかけておけば、その間に別の家事ができて便利ですよ」と金坂さん。
 料理が煮上がるのを待つ間に、金坂さんが前日に作ってきたチャーシューとサンマを試食。どちらも口に入れるととても柔らかく、魚の骨もまったく当たらない。思わず「ご飯が欲しくなりますね」とコメントする参加者も。チャーシューの煮汁は、厚切りダイコンとニンジンの煮物にも使い、表面の豚の脂を取って水を追加、材料を入れ、5分ほど加圧。できあがったチャーシュー、サンマとともに持ち帰った。家に前から圧力鍋があるという参加者は「これで使い方が分かりました。安心して気軽に煮物ができます」と嬉しそうに話した。

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