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放置竹林をハウス野菜の栽培用エネルギーへ 再生プロジェクトに支援協力を!
- 2016/1/8
- 市原版, シティライフ掲載記事

10年以上、市内の河川敷の美化ボランティアをしてきた川島会が、福増地区の広大な放置竹林をエネルギーに変え、農業に利用しようと準備中だ。現在、インターネットで多くの人に支援を呼びかけ、必要な資金を調達するクラウドファンディングにチャレンジしている。
川島会は、すでに福増町会と協働し、竹林整備を進めてきた。伐採した竹をチップにし発酵させ、畑の土壌改良材として再利用。農作物の育ちやすい土になると、地元の農家からも喜ばれている。今回計画中のプロジェクトは、さらに8万坪の竹1万本以上を専用のボイラーでハウス栽培の暖房燃料にし、耕作放棄地も再度農地として再生させようというもの。竹1本は油約18リットル分。中堅農家では1晩に1000リットルもの重油を消費することもあるというが、竹なら約50本分で済む。「竹ボイラーで乾燥竹を完全燃焼させ、お湯をわかし、ハウス内に循環させて暖めます。排煙が少なく、環境負荷も低い。しかも竹は2年で成木するため、放置竹林そのものが継続性あるエネルギー源として有効活用できます。エネルギーを地産地消するという、循環型農業を実現できるんです。そのためには、竹ボイラー、パイプハウス購入に200万円が必要で、皆さんに支援協力をいただけないか、お願いしています」とメンバー。
期日までに目標金額が集まれば支援が受けられる。〆切は2月10日。支援金額によって、新鮮野菜が届いたり、農地が無償で借りられたりする。今年秋にはイチゴの苗を植え、支援いただいた方を招待したいという。詳細は専門サイトで発表中。
問合せ 花見さん
TEL 080・3361・0641
https://readyfor.jp/projects/kawashimakai