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体協通信
- 2016/2/5
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伝統の武道で青少年の健全な育成に貢献し体力に応じた技能を楽しむ
市原市なぎなた連盟 事務局長 水野恭子
市原市なぎなた連盟の会員は現在40名ほどおり、金曜日にはゼットエー武道場で、隔週の土曜日には八幡公民館と市原中学校武道場で、日曜日には千種コミュニティーセンターで活動しています。
なぎなたは日本伝統の武道です。礼に始まり礼に終わると言われるように、礼節を重んじると共に、人格の形成をはかることを真の目的としており、文化的・教育的にも高い評価を有しています。なぎなたの修練を通して、青少年の健全な人間形成にも役立っており、広く社会に役立つ人を養うことができます。
左右対称に行われる技(振り上げ法、持ち替え法、振り返し法)が有り、繰り込み・繰り出しなど変化にとんだ攻防を楽しむことができます。技と動きが多彩であり、相手の動きに対応した攻防を行うところに喜びを味わうことができます。素早い攻防の練習により、健康な体を作り、体力を向上させ、持久力や瞬発力が養われ、調和のとれた美しい良い姿勢になり、旺盛な気力と活力が養われます。
なぎなたには演技競技と試合競技があります。正しい技の稽古を繰り返し行うことにより、技の優劣を競い合う競技ができるようになります。
なぎなたの大きな特徴としては、高齢になっても体力に応じて技能を楽しめるということがあります。腹式呼吸により、大声を出すことで、背筋腹筋力の働きが増し、合理的な形で機敏に動くことができるようになります。ひとつの道場で、3才の子どもから90才の人までも、一緒にお稽古ができるのは至福の修業の場と喜びを感じております。
市原市なぎなた連盟では、初稽古・寒稽古・暑中稽古・市原市民体育大会なぎなた競技が行われ、また、千葉県民体育大会なぎなた競技にも参加しております。
市原市民の皆々様、大勢の方々が見学にいらっしゃって下さることを楽しみにお待ち申し上げております。