仲間みんなが健康でいられるように

 「いっち、に、さん・・・」三和コミュニティセンターの体育館に約60人の元気なかけ声が響く。オレンジ色のTシャツに身を包み、笑顔で体操しているのはサークル『一歩クラブ』の皆さん。保健センターで行われていた骨粗鬆症予防の運動教室が発端となり、平成14年に7人で発足した。「みんな仲が良く居心地がいい」とメンバーは口をそろえる。
 活動は毎週木曜日の午前中。まずは室内で30分間、ストレッチや腿上げ120回などハードなウオーミングアップをこなす。そして自分の体調に合わせ、約2キロから約5キロまでの5つのコースに分かれて1時間ウオーキングをし、戻ったら再び室内でクールダウン。『いきいき棒』とメンバーが名付けためん棒やセラバンドというゴムのひも、ボールなどを使って念入りに全身をほぐす。きつめの筋力・バランストレーニングも。平均年齢68歳というが長年積み重ねてきた体力と筋力、柔軟性は見事だ。1週間ごとに交代で指導にあたっているのは村上京子さんと蔭山陽子さん。「みんなとても真面目。ストレッチの時に手をピンと伸ばすなど、動作ひとつ一つを丁寧に意識している。年齢が上がっても衰えません」と話す。
 取材日はあいにくの雨。傘をさし、約2キロのコースを楽しくおしゃべりしながら全員で歩いた。年に数回は『いちはらクオードの森』などへハイキングに出かける。
 運営やレクリエーションの企画はお互いに協力し合い行う。代表、中村絹江さんへの信頼も厚い。中村さんは「続けられているのは皆さんの思いやりのおかげ」と謙虚に話す。「自分だけではなく、みんなが健康でいられるように」大所帯にも関わらずメンバーの気持ちが揃っている。長く続く秘訣はここにあるのだろう。現在、メンバーは募集していない。

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