楽しい実験で科学の世界を面白く!

 子どもたちが科学の楽しさを体験する『おもしろ実験教室』が、7/29(金)、八幡公民館で開催された。担当は『青少年のための科学の祭典全国大会』元講師の柳池繁さん。割り箸や竹、プラスチック、乾電池などの身近な材料を使い、試験管の笛、セミ笛、もどり車、CDコマ、マイクロフォンと5種類の作品を組み立て、仕組みを解説した。
 参加した15名の子どもたちは、慣れない作業に挑戦し、遊びながら、音や摩擦、ゴムの働き、光の色、バネの動きなど、科学的な結果を確認。特に苦労したのが、摩擦で音を出すセミ笛の小さな竹筒。セミ笛は、割り箸に竹ひごを付け松やにを塗り、糸をかけてクルクル回すもの。ジージーとセミの鳴き声のような音がする。糸と松やにがこすれ、振動が糸から竹筒に伝わり、共鳴して音が出る仕組みだ。竹筒が小さいだけに、片側をクラフトテープで塞ぎ、中心に穴を開け糸を通し、裏で結びテープで止める作業に四苦八苦。竹筒が回るスピードによって音も変わり、勢い良く回しすぎれば糸が絡む。完成させた子どもたちは自分で回し方を工夫しながら、音の鳴りを楽しみ、確認し合った。
 講座の最後は『空気砲』。煙を段ボール箱の中に充満させ両側から叩くと、丸い穴から煙が輪になって飛び出すが、これでろうそくの火を消すゲームを行った。子どもたちは夢中になって、何度も勢いよく煙の輪を作り、火が消えると大喜びしていた。
 「壊れた物を分解して、構造を考えたりするのが面白いし大事。探究心は創造力につながります。子どもたちなりに研究をして楽しんでもらいたいですね」と柳池さん。子どもたちも「いろいろ作れてとても面白かった!」と満足そう。講座が終わった後も作品の直し方など、熱心に柳池さんに教えてもらう子もいた。

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  昨年秋の相次ぐ台風と豪雨災害。何度も被災し一部区間が不通だった小湊鐵道が、3カ月間に及ぶ復旧作業によって、全線開通を果たしてから半年後の夏…
  2.  島根発祥の『2歳のお誕生日会』。メモリアルワークを通じて、2歳児のイヤイヤやイタズラの本当の理由を知り、子育てを楽しもうというもので、主に…
  3.  最近、街中の池でもよく見られるようになったオオバン。白色の嘴と額以外ほぼ全身黒色をした全長36センチ位の水鳥である。全身に斑や縞模様等が少…
  4.  古いレトロな郵便局の建物を活かし、まちづくりや育児サークルの活動、ギャラリーなどに使えるレンタルスペース『ギャラリー・プロジェクト長南』。…
  5.  千葉県内各地で福祉施設の運営を行っている社会福祉法人佑啓(ゆうけい)会。平成5年に市原市で開所した知的障害者施設・ふる里学舎をはじめ、通所…
  6.  以前、八十三歳になる恩師が、「出来の悪い子ほど親孝行。自分の足りなかったところを教えてくれた」と、我が子の子育てを振り返られて仰っていまし…
  7.  7月の日曜日の午後のひととき、上総更級公園の公園センターで、ハーブの活用法「ハーブクラフト」講習会が開催された。参加費、材料費は一切無料。…
  8.  新型コロナウイルスの感染拡大と昨年の台風被害から、今年は多くのイベントが中止。緑豊かな里山に囲まれた長柄町でも、多くの農園や組合、工房など…
  9.  関東鉄道協会主催、鉄道沿線地域の活性化に寄与しようと開催されているスタンプラリー。第10回となる今年は、関東を「東京」「千葉」「埼玉・群馬…

ピックアップ記事

  1.  昨年秋の相次ぐ台風と豪雨災害。何度も被災し一部区間が不通だった小湊鐵道が、3カ月間に及ぶ復旧作業によって、全線開通を果たしてから半年後の夏…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る