山倉の仙蔵寺に地蔵堂が完成

 1月29日(日)、市原市山倉にある若宮山仙蔵寺では石段の修復と地蔵堂の完成に合わせて『落慶開眼供養(らっけいかいがんくよう)』が行われた。寺院で新築や完成を祝うこの法要に集った檀家は約50名。地蔵堂で執り行われた『大般若会(だいはんにゃえ)』では、近隣の寺からの僧侶10名に檀家たちも一緒になり600巻の大般若経を転読した。
 転読とは、お経本を高く掲げてパラパラと転じることによって功徳を得る方法のこと。その際、お経本からの風を浴びることによって身体や家内の安全も祈願できるとか。仙蔵寺の御本尊を守る川俣宥全(かわまたゆうぜん)住職は、「色んな人の手を借りて、地蔵堂は着工から7年かけて無事に完成できました。こんなに盛大な大般若会は初めてです。この地蔵堂では御霊をお預かりすることはもちろん、写経会などの布教の道場として活用していただけたらと思います」と語った。
 檀家代表の男性も、「工事中は気をもむこともありました。でも、こんな経験ができたことは、みんなで喜ぶべきこと。仙蔵寺の成就をこれからも祈り続けましょう」と呼びかけた。初めて手にするお経本を、檀家たちは何度も繰り返し転読していた。

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