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体協通信
- 2017/8/25
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より美しく!!がんばれ「ちびっ子ダンサーたち」
市原市ダンススポーツ協会
毎週土曜日、市内の市津公民館の体育室では可愛い掛け声と軽快な音楽が流れ、優しいお姉さんたちの合図にステップを踏んで楽しむ子供たちの姿がある。下は4歳から上は11歳の5年生まで、現在では男女合わせ12人の子供たちが将来のダンサーを目指して頑張っている。
ダンス界でも高齢化と少子化でダンス人口が減少しているが、なんとか今後の環境向上のために、小さいころからダンスに興味をもってもらうよう行っているのが「子供ダンス運動サークル」。「子供が社交ダンス?」そう、どのスポーツの世界でも一流といわれる選手はみんな小さい頃から取り組む。そして、現在の社交ダンスの世界でも、日本のトップ選手は高校生である。
子供たちは、軽快なラテン音楽のリズムが合っているようで、「チャチャチャ」「サンバ」といった音楽から、ゆったりと踊る「ワルツ」まで、幅広いリズムになじむようジャンルを広げ、楽しんで学べるようにしている。ジャズダンス、ヒップホップも取り入れ、飽きない工夫も欠かせない。まずはリズムに乗って体を動かすことの楽しさを覚え、徐々に体を動かすために必要な「関節の動き方」や「運動の基本」、そして社交ダンスの目的の一つである「思いやりとマナー」の大切さを知ってもらうように、ただ動くことだけでなく、ひとりの人間としての成長を、長い目で温かく見守るようにしている。
子供たちや親御さんからの反響も良いが、高学年になると部活が始まり、休みが多くなったり、やめてしまう子もおり、それが悩み。そんな子供たちが、きらびやかなドレスを身にまとい、フロアーで輝く姿を見るのが私たちの夢であり、この中から日本チャンピオンが生まれる日を楽しみにしている。その時にはダンスの世界でも子供たちから若い世代、そしてシニア年代までの方がたくさんカップルを組み、生涯スポーツとしてのダンスを楽しんでいる日が訪れるはずと思うと自然に指導にも力が入る。
「ちびっ子ダンサーたち」頑張れ!!