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『いちはらゴルフ場巡り33』制覇の佐藤さん 三世代でゴルフを楽しむ!
- 2018/11/9
- 市原版, シティライフ掲載記事
昨年8月1日からスタートした『いちはらゴルフ場巡り33』。市原市は東京・神奈川方面からアクセスも良く、温暖な気候で雪もほとんど降らないため、観光客の約半数はゴルフ場利用者が占めている。こうした状況を活かし日本一ゴルフ場が多い「ゴルフの街いちはら」を全国にPRし、更にゴルフ場利用者を増やしたいと、市原市が実施しているスタンプラリーだ。
開始後、半年で初制覇した齋尾誠治さんについて弊紙3月10日号で取材記事を掲載した。この記事を読んで発奮し、4月から挑戦し8月に制覇したのが市内在住の佐藤春治さん(77)。
市原市役所経済部商工業振興課の齊藤昭廣さんは「9月末時点で33カ所制覇の方は9人で全員男性ですが、22カ所制覇では女性も20人以上いるので、その中には33カ所を目指す方もいるのでは。また、5カ所、11カ所も含めると女性の参加者は全体の約26%を占めています」と話す。ちなみに、県外からの参加者は44%とのこと。
佐藤さんは「初制覇した齋尾さんの名前と私の名前は『治』が同じ。同世代だし、ライバル心も芽生えたかな。それと、彼は70歳で私は77歳と年上なので33カ所達成最年長かもと思い、尚の事、燃えました!なによりも、自分は市原市のゴルフ場の3分の1ぐらいしか行ったことなかったと気づき、市が街の活性化にもつなげたいと始めたのなら、自分も一緒に盛り上げようと制覇を決めました」と笑顔をみせる。
佐藤さんはゴルフを『三世代で楽しめる数少ないスポーツ』として実践。日頃から息子さんやお孫さんとゴルフを楽しむ機会を持ち、33カ所達成記念日は、佐藤さんの2人の息子さんと4人の孫娘さんが集まった。当日は小学3年生の孫娘の「ゴルフ場デビュー」の日でもあり、プレーしたゴルフ場は、20代の孫娘の職場でもあったご縁から、達成記念のゴルフ場に決めていたという。
30代で葬祭式場を創業してから仕事一筋で生きてきた。いつ仕事が入るかわからない、365日、私用で予定が立てられないから、知人にゴルフに誘われても行くことはできなかった。始めたのは60代で息子さんに経営を任せるようになってから。それまで病気ひとつしたことない健康そのものだったが、60歳で大腸がんと腹壁瘢痕ヘルニアを患った 。でも、予後の経過が良くゴルフを始めることができた。33カ所達成者の賞品、養老渓谷温泉旅館ペア宿泊券は奥様と紅葉の美しい時期に使う予定だ。
「今回の企画に参加するにあたり、半分以上は一人予約だった。セッティングしてくれるのでプレーできればいいが、キャンセルされるとプレーは断念しなければならないのがつらかった。だから、一人で参加するという人が、そんな不安を抱くことなくプレーできるように、33カ所制覇した人達とグループを作って、一人でゴルフ場を廻ってっている人達と一緒に廻れるようなシステムづくりをしたい」と今後の目標を掲げた。