アートいちはらで世界のアートを体験

 今年のアートいちはら2018秋の開催期間中、11月23日(祝)25日(日)にかけて市原湖畔美術館ではイベント『ポルトガル・デイ』が行われた。同美術館の豊福宏光さんは、「日本人にとってポルトガルは日常的には馴染みのない国かもしれません。今回はポルトガル大使館のご協力をいただき、ポルトガルタイルのコースターやペンダントの絵付け体験のほか、23日にはポルトガル民俗歌謡のファドを聞きながら夕陽を見る体験も開催し盛況でした」と話す。
 絵付け体験の講師は都内でポルトガルタイル工房アル・アンダルスを主宰する廣井ひとみさん。「ポルトガルではアスレージョ(タイル)は教会、宮殿や駅などにも使われ、ポルトガル建築の重要な部分となっています。またポルトガルは古い建築を大切にする文化があり、古いタイルがとけ込んだ町並みは素敵です」と、魅力を語る。
 まず参加者は、タイルにトレーシングペーパーをのせて炭で下絵を写す。次にタイルに写った下絵を基に顔料で自由に色をつけていく。都内から来場した女性はペンダント作りに参加。「とても簡単にできて楽しかったです。卵やハートの柄を入れました。完成を心待ちにしています」と満足そうに話した。体験後、作品は窯に入れて焼成された後、参加者達に郵送される予定。食、音楽、美術と様々な方向からポルトガルに触れる機会になったのではないだろうか。

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