こでまりの夢 ~見立て遊びは想像力を育てる~

~見立て遊びは想像力を育てる~

 1歳を過ぎた頃から、赤ちゃんは絵本でリンゴを見たら食べる真似をしたり、ままごとのコップで飲むふりをしたりして、物からイメージができるようになります。
 2歳頃になると、積み木を耳に当てて、電話のつもりで話したりしますね。このように、何かを他のものに見立てて遊ぶことを『見立て遊び』といいます。見立て遊びは次第に、ごっこ遊びや劇遊び等に発展していきます。実際には目の前にはないものを想像しながら遊ぶので想像力が育つといわれています。
 私が子どもの頃は、石や葉っぱ等を使っておままごとをして遊んでいました。我が子たちもチラシを剣に見立てて遊ぶのが好きでした。今になって思うと、それこそが見立て遊びだったのですね。
 大人になっても『見立て』は大切です。なければ何かで補う、代用する、工夫するという思考力・想像力・応用力が必要です。その基礎が育つのは、幼児期からの見立て遊びなのではないかと思います。それにはまず、見立てができる素材や玩具等を子どもに与えることが大切です。例えば、洗濯バサミはお料理の材料にも、髪飾りにもなります。チラシや新聞紙、空き箱、布、積み木等も様々なものに代用して遊ぶことが出来ます。
 大切なのは、「この遊びをするならこのおもちゃを使わなければならない」という考え方をするのではなく、様々な物を見立て、遊びに取り入れてあげることでしょう。

中嶋 悦子(なかしま えつこ)
1965年生まれ。宮崎県出身。二男二女の母。大網白里市在住。エンカレッジ・ステーション(株)代表取締役社長。NPO法人民間児童館おおきなかぶ理事長。ありんこ親子保育園園長。保育士。エッセイスト。
連絡先 TEL.0475-53-3509

関連記事

今週の地域情報紙シティライフ

今週のシティライフ掲載記事

  1.  日没後に花が咲き、翌朝になると萎む1日花の月見草。御宿海岸の『月の沙漠記念公園』の一角では、大きめの黄色い花が咲くオオマツヨイグサが、毎…
  2. 「人生100年時代、どうやったら幸福な終活の日々を送れるのか。そのひとつとして、ヨーロッパで人気の体験・滞在型農園の菜園版的な、交流できる…
  3.  平成22年度から毎年、千葉県内各地で公演を行っている『おやこ de オペラ』。年齢制限を設けず0歳の子どもから入場でき、子どもたちが舞台に…
  4.  最近、市原市内の小湊鐡道沿線で、白と緑色の気動車が走っているのをご存じでしょうか。  この車両は、キハ40といい、小湊鐡道が2020年に…
  5.  夏鳥として本州以南にオーストラリアなどから渡って来るコアジサシ。全長26㎝程、体と尾は白色で、背と翼上面はうすい灰色、頭部はヘルメットをか…
  6.  とうとうアロエベラを買ってしまいました。ずっと気になっていた植物のひとつで、いつかは欲しいと思っていたアロエの仲間です。昔はどこの家庭にも…
  7.   富里市七栄にある国登録有形文化財『旧岩崎家末廣(すえひろ)別邸』。ここは三菱財閥の創業者一族、三菱グループ第3代社長・岩崎久彌(ひさや)…
  8.  大多喜ハーブガーデンで毎年開催される『ストーンサファリ』。2018年の第1回から好評で、回を重ねるごとに出展数も来場者も増えている。第6回…
  9. シティライフ編集室では、公式Instagramを開設しています。 千葉県内、市原、茂原、東金、長生、夷隅等、中房総エリアを中心に長年地域に…

ピックアップ記事

  1.  日没後に花が咲き、翌朝になると萎む1日花の月見草。御宿海岸の『月の沙漠記念公園』の一角では、大きめの黄色い花が咲くオオマツヨイグサが、毎…

スタッフブログ

ページ上部へ戻る