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【市原市】シティライフの歩み- 平成の30年を振り返って(3)
- 2019/3/14
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- 市原市

シティライフの歩み平成の30年を振り返って
―よりよい地域をめざして―
連載3回目となった「シティライフ・平成の30年」。1982年の創刊以来、「よりよい地域をめざして」をテーマに発行してきたシティライフで、この30年間にどんな記事が取り上げられたのかを振り返っていきます。 今回は平成16年から20年をピックアップ。
●平成16年(2004年)
平成15年に引き続き、年間テーマは「まちづくり」。まちの公園の整備や活用方法、神社や廃校・町会でのお祭りなどの交流、里山の手入れ、福祉施設などでのボランティアによる人々へのケアなど、地域に密着した活動を取材しました。 市原版、外房版ともに読者投稿が増えたのもこの年の特徴。外房版では1月31日号から、最終土曜日号を東金版・長生版・夷隅版の3紙同時発行に、その他の毎週土曜日は山武郡(一部)・長生郡・夷隅郡(一部)・緑区(一部)を配布エリアとした外房中央版に変更。
●平成17年(2005年)
年間テーマは3年目となった「まちづくり」。地域住民の有志で行う子育て支援や障がい者支援、集落や団地内での住民交流、各活動団体の情報をまとめたサイトの立ち上げなど、前年に続き、地元のために少人数でも活躍する熱意ある人たちを取材。
●平成18年(2006年)
3月から第2・第4土曜日に千葉南エリア版(千葉市緑区・中央区の一部、市原市ちはら台・瀬又地区)の発行がスタート。4月からはシティライフ五井オフィス(市原市五井)で、市民団体やNPO、サークルなどの市民活動を支援する「シティライフ・コミュニティ・カフェ」をオープンし、団体の紹介や体験プログラムを約1年半実施、紙面にも連載。 市原版・外房版の年間テーマは「家族」となり、4世代同居や子どもの多い大家族、夫婦二人三脚で行う自給自足や趣味の世界、障がいを持つ子どもやアルツハイマーの親との同居、シニア婚夫妻、プロを目指す子どもを支える家族と、様々な状況の家庭を訪問。それぞれの苦労や喜びを取材しました。
●平成19年(2007年)
創刊25年を迎えたシティライフの年間テーマは「この人を応援したい!」アマチュアやプロの世界で頑張るアスリートやミュージシャン、個人の手作り無農薬野菜生産販売、若い警察官や女性技術者、助産師、女性運転士など、地元を拠点にして、夢や希望に向かって頑張る人たちを取材。千葉ロッテマリーンズの応援記事連載もスタート。
●平成20年(2008年)
年間テーマは、日々の暮らし方、人生観などにスポットを当てた「LIFE」。マクロビオティック料理研究家、エコな田舎暮らしをする作家、脱サラし東京から引っ越して就農した家族、自然食品の菓子づくりを仕事にした主婦、アイヌ文化を紹介する夫妻など、経歴やライフスタイルも様々な人たちを紹介しました。10月からは、袖ケ浦・木更津・君津・富津エリアにかずさ版の発行がスタート。2009年12月まで、期間限定月1回発行しました。
●新しいライフスタイル
インターネットの普及が進んだ平成は、個人の情報発信が簡単にできるようになりました。地方からその土地の魅力を伝え、地域の作家やアーティストが作品を発表し、個人同士のネットワークが新しい活動やライフスタイルを生み出して、この時期にはすでに社会に大きな変化をもたらしています。シティライフでも、地域にいながら活動を広げている人たちが多く登場しました。 次回は平成30年までを振り返ります。